ちょっと前に書いたカーナビの件 (→格安ナビ購入  …改造する?

格安だったのですが、カーナビの電源は手動でON/OFFする必要がありました。

安いポータブルナビにはありがちな事



さっそく分解

そして、エンジン始動に連動してカーナビをオン、オフをする改造をしました

せっかくなので作業内容をまとめてみます

※ご注意:
この記事は知的好奇心を満たす為のものであり、改造を推奨するものではありません。当方では一切サポートできませんし責任も負いません。




今回改造に用いたナビは、KAIHOUのTNK-501DT です



さてこれをどう改造するか?ですが、

このポータブルナビは、車のシガーソケットから電源を取っています(充電用)

シガー電源って、普通はエンジンの始動と連動しますよね

なので、シガー電源のONまたはOFFを検出したら、ナビ本体の電源スイッチを押す

と言うような仕組みを加える改造を行います




それでは開腹作業

本体裏の小ネジ4本を外します
(なお、ネジの1つはタッチペン収納部分に隠れてました)

開くとこんな感じ↓

雑にテープで部品がとめられてる… これぞチャイナクオリティ
でも思ったより構造シンプルですごいなぁ




さて、テスターで基板を色々チェック

改造に使えそうな要素を探しました

そして判明した重要箇所をピックアップ まとめたのが次です



この丸で囲った箇所が今回の改造のキーとなります

スイッチのプルアップ部分
→電源スイッチON/OFFを検出している部分。(ちなみに実測値3.0V)
→ここをGNDに引っ張ってやる(ショートする)と、スイッチ押下と同じ反応になります。

USB 5V
→シガー電源入力(USB端子)。シガー電源がONするとここに5Vが入る。

リチウム電池の+3.7V、GND
→内蔵バッテリーの電源ライン。
(※3.7Vと書きましたが、フル充電したら実測値4.1Vぐらいでした。容量は不明)



以上を元に、

次回、PICマイコンを用いて制御回路を作ります

つづく