先日、国際結婚・海外移住において
メリットはあまりない、
ということを書きました。
就職についてなど触れましたが
移住・永住予定の
医療面についても
事前に知っておくことは大切だと思います。
個人的に今まで見聞きした経験から言いますと…
医療に関しては日本は群を抜いて素晴らしいです

まず、国民皆保険で貧富の差なく
国民が基本的には同等・平等の医療サービスを
スピーディーに
受けることができます。
ちょっと戻りまして
国民皆保険について。
オバマさんが頑張っていらっしゃいますが
アメリカはまだまだ実際には弱肉強食、
お金がない人は
現代の日本では治療でほとんど完治できる
それほど重病だという病気でも
その治療が受けられずに…
というケースがあの先進国のアメリカにおいて
まだあるのが現状のようです。
その他の先進国はイギリスを始め、
我が国オーストラリアも皆保険ですし、
理論上は日本と同じ状況です。
が

日本では病院にかかる際に
費用負担が減る保険というのは
国民健康保険・社会保険の違いはあれど
基本的に一本ですね。
給与や家族構成、会社の待遇などにより
多少保険料に幅はあっても、
税金と同じで一応、平等にみんなが払うシステムですよね。
中には保険会社のプランに加入していて
癌と診断された場合に手当てや
保険料がおりることはありますが
その保険の有無が
来院時の診察の優先順位などを変えることはありません。
プラスアルファを払っている人は
病気の際、急な出費となる医療費に
備えることができるわけですが、
それのみの付加価値となります。
これが、
イギリスやオーストラリアでは
その辺の事情が大きく異なります

プライベートの保険というのがありまして
国もプライベート保険への加入を推奨していますし
そのため、プライベート保険加入者には
税的な控除があったりします。
もちろん、町医者や公立病院での治療に当たっては
皆保険ですから皆が平等に無料か
安い医療費で受けることが
できます。
できますが…
待たされます…
命に関わりがないので…
で、これが6時間待ちですとか
8時間待ちですとかの枠を超えていて、
たとえば
人工股関節の手術なんかは
半年以上待ち、もざらのようです…
と・こ・ろ・が!
貴方がもしプライベートの保険に加入していたら
これが、じゃあ来週に、
とか
長くても来月に、とか
ということになります。
もっと極端な例ですと
主人の友人の実体験ですが
(あまり良いたとえ話でなくてすみません
)
)喧嘩に巻き込まれて
いかつい人にボコボコにされて
前歯4,5本折られ、
骨折+流血…という状況で
救急車で運ばれた際、
かなり重傷にも関わらず
意識はありましたし
命に別状ないというわけで
ストレッチャーの上で
順番待ちを強いられそうになっていたそう…
口が負傷しているため
簡単に与えられる経口薬が使えないため
痛み止めなしで…

ですがこの彼はプライベート保険に入っていました。
最初の命に問題がないかの確認を含めた
軽い問診の際に
保険のことを聞かれ、
プライベート保険に入っている(しかもプレミアムティア)
とわかった瞬間、
すぐに診察室へ運んでもらえたそうです。
怖くないですか?
お金の有無でこんな違いができてしまうなんて…
平等じゃない…
そう思います。
これはオーストラリアでの話で
各国それぞれに事情は異なるでしょうが
日本の医療から考えると
ほとんどがどこも信じられない状況、
に近いかもしれません…
ちなみに
オーストラリアは歯科治療は国民健康保険に含まれませんので
プライベート保険に入っていなければ自費
救急車もプライベート保険に入ってカバーされてないと
5-6万円払わないといけないそうです

ですので
日本で受けていた医療サービスと
同等のサービスを受けたいなら
プライベート保険は必須とも言えます(オーストラリアの場合)。
控除があるとは言え、
大体、一カ月少なくみても
大人2人で2-3万円くらいは
かかると思います。
値段的に考えると可能な範囲ではありますが
実際にこちらに住んでいる日本人でも
入っていない人も少なくなかったりもします

金銭的な問題ではなくても、
システムをあまり理解していない、
という理由も少なくなかったりするのでは、
と思ったりもします。
国際結婚で相手がきちんとした方なら相手がある程度、
こういう暮らしのベーシックな面は
管理してくれるかもしれませんが
そうでない場合、
すべて自分にかかってきます。
自分から疑問に思ったり
気づいていかなければ
おそらく誰かが親切に説明しに来てくれる
ということはないでしょう。
また
自分はわかっていてきちんとしなくては
と思っていても
貴方が経済的にパートナーに頼っている状況で
パートナーが必要性を感じない方だった場合、
理解させて説得することはできそうでしょうか?
自分の分も含めて払い続けてもらえそうでしょうか?
というわけで
余計なお世話感満載の話になってしまいましたが
こういうこともありますよ、
というお話でしたm(_ _)m