私は2013年に事実上、結婚致しました恋の矢

事実上、

というのは、

実際に公に挙式したのは、

一年後の今年なのです。



遡れば、

今現在、暮らしている国へは、5年前に留学でやってきました。

特段、英語が得意でもない私でしたが、

自分のプロフェッショナルな分野で国際的機関に所属し活躍できるようになりたい、

という夢があったからです。

資格職なのですが、

学校卒業&資格取得後、

まずは基礎知識と経験を積む

プラス、

留学・進学のための資金を貯める

という目的で、

3年と少し、日本で働きました。

3年目に差し掛かった頃、

①このまま日本で専門的な分野の職場に転職してさらに知識・経験を積む

という選択と、

②留学して語学習得と学位をとると共に海外経験を積む

という選択、

この2択で少し迷いました。

当時、20代後半だった私。

決断の決め手は、

『今しかできないこと』

を優先したことでした。

留学には語学習得に一年、学位習得に一年の最低2年はかかる、

その後、向こうでしばらく経験を積むか、

はたまたすぐ帰ってくるか、

或いは道半ばで諦めて帰ってくることになったとしても

30歳までなら帰ってきても、

住み慣れ、経験も少しは積んだ日本、

またもう一度頑張り始めることはできる

そう思いました。

反面、

日本国内で転職した場合、

新しいところで慣れて一人前になるまでには

きっと3年はかかる。

それをして今から3年後

30歳の自分はそこからさらに海外へと歩を進められるか、

そう考えた時に

ふと、もしかしたら結婚するかもしれないし、

なんて思ったりもして(笑)

万が一、

結婚したら、

留学なんて勝手なことはできない、

そう思いました。

誰かと一緒の人生をスタートさせる前に

今、自分一人だからできること

やっておきたいこと

それをしておこう、と思ったのです。



この考えの背景には、

昔から

『自分が選んだ場所で、自分の選んだ道を、自分の選んだ人・物に囲まれて暮らしたい』

という思いをもっていた、ということがあります。

この思いの背景にはさらに若かりし頃の体験があります。



十代の頃、母の知人をつてに10日ほど、アメリカに行きました。

生まれて初めて訪れた外国は何もかもが大きく、広く、

空も高く、

人々も大きな心と笑顔をもっているように見えました。



また在学中に、自動車免許の合宿で宮古島に一ヶ月ほど滞在もしました。

ずっと一生に一度、少しでもいいから、

『南の島』

に住んでみたかったのです。笑

その時にも、島の方たちのゆったりさや、

本州に暮らす私たちとは違うものの見方、

現地の方々の間にある絆というのか、

心地良さそうな連帯感。

同時に離島だからこその困難や、

そこに由来する哀しさ。

いろんなものを垣間見させて頂きました。



そして

学校卒業直前に訪れたインド。

インドを旅行したことは自分の世界を広げる一番の経験となりました。

日本と比べ、

人々は貧困や不衛生による病など

生きる上でたくさんの困難を抱えている。

カーストや警察の汚職など根深い問題もあります。

けれど、

インドで出会った人々はみんな溌剌と元気でほんとにたくさん笑う。

そうして、今、与えられているもの、恵まれた幸運、

そんな日々のささやかなものを通して感謝の心を持ち、

貧しい中にも他を思いやったり、

施しの心を持っている。

これは、本当に色んなことを考える大きなきっかけになりました。



こんな背景から、

私はいつも

『私はここに居たくて居るんだろうか?』

と自分に疑問を投げかけていたように思います。

これは当時の生活に不満があったというわけではなく、

もっと意図的に

『自分の意志で選びとったと思える居場所で自信と価値・意義・責任をもって暮らしたい』


『もっと自分のいる場所に愛をもちたい』

と思っていました。

なんとなく、

生まれて育ったからここにいる、

というのではなんだか納得できなかったわけです。

日本に居るにしても、

違う場所へ行くにしても、

たくさんのものを見た上で、

結果として自分の選んだ場所で人生を紡いでいきたいと思っていました。



長くなりましたので、今日は一度ここで終わりにします。