人間は自分の力も自分で試してみないうちは分かりません。
握力などは一分でためすことができるが、
自分の忍耐力や文学上の力や強情の度合などは、
やれるだけやってみないと、
自分で自分に見当のつかないものなのです
漱石の文章を店の紹介に使っているBARがある。
『 Mixology Bar Source 2102 Azabu
』
知り合って2年程になるだろうか…。
カクテルのみならず、珈琲も堪能なバーテンダーがカウンターにいる。
顔を出そうと思っていながら、お邪魔出来ない日々だった。
この辺りを歩くのは久し振りというか、ほぼ初めてに近い。
店は狸穴坂を下り、堺酒店の手前の小道を入ったトコロに構えていた。
時間がゆったりと流れるほの暖かい店内。
六本木や西麻布とは違う東麻布という街中を流れる
眼には見えない時計と同じ速度が店内にも流れていて、
入口から心地良さを感じた。
店内に優しく漂う珈琲の香り。
オススメの「Irish Coffee」を戴く。
逢わなかった期間を会話が埋めて行く。
こんな日は帰って
『ベルリン
天使の詩』
という30年程前の映画が見たくなる。
ハリウッドで
『シティ・オブ・エンジェル』
というタイトルでリメイクされた作品。
珈琲がキーになっている映画を、
BARの余韻に浸りながら、夜中、楽しむとしよう。
『 Mixology Bar Source 2102 Azabu 』
東京都港区東麻布2-10-2 関口ビル1階
TEL : 03-6441-2870
