方向音痴である
救いようのない、方向音痴である
           史上最悪の、方向音痴である

もちろん自覚はある

でも、どうしようもないのである

デパートで、エスカレーターを二階昇ると(降りる)と、方向がわからなくなる

街で角を二回曲がると、自分がどちらへ行きたいのか、わからなくなる

地元でも、目的地にたどりつけない                 銀座へ行く時は、今だに地図を持っていく

そんな私なのに、何故かよく道を尋ねられる

一生懸命、必死に考えて最適な道順を伝える

[あちらです]と、方向を指す掌(たなごころ)は上を向いて、とても丁寧な所作になっている
昔とったキネズカ、百貨店に勤めていたせいで、板についている(と思う)
が、たいていは自信がないので途中まで一緒にご案内する