d978abfa.jpgオールド・テーラーとは、バーボンウイスキーで、南北戦争の勇士だった創業者エドモンド・H・テーラー陸軍大佐にちなんでこの名前がつきました。本来彼は、銀行家だったそうですが、早くからバーボンの製造に興味をもち、オールド・ファイン・クーパー社(のちのエンシェント・エイジ→バッファロー・トレース)の初期の経営にも参加していたそうです。そして1887年に、ついに銀行家から転身し、フランクフォートで蒸留所を興したそうです!

彼はまた、「ボトルド・イン・ボンド(BIB)の父」とも呼ばれ、1897年に制定されたBIB法採択に大きく貢献した人物でもあります。

創業当時に建設された蒸留所はヨーロッパの古城のような建物です。

しばらく閉鎖されていましたが、1986年、ジム・ビーム社に買収されています。



さて、皆さん、「セシル・ウィズロウ」という人物を知っていますか?

勿論、知らないでしょう。。。笑

彼はオールドテーラー蒸留所に生涯を捧げた男です!
彼は、ベトナム戦争帰還後、オールド・テーラーを傘下としていたナショナルディスティラリーにメカニックとして勤め、1986年に同社がジム・ビーム社に買収された後も蒸留所に残りました。

そして1994年、ジム・ビーム社から40万ドルで、セシルは彼の相棒ロバート・シムズと共にDSP.No.53’つまりこのオールド・テーラー蒸留所を購入そたのです。

それは、自らの愛する蒸留所で、再び自らの愛するバーボンをつくるために、、、。

バーボン名は石造りの古城の様な建物から名をとり、「ストーン・キャッスル」とつけられました。

2000年に日本にも数百本輸入されましたが、同年10月に彼は心筋梗塞で53年の人生を終えてしまいました。。。
彼はオールド・テーラーの最後の番人でした。。。



で、今回添付している写真は1954年モノの非常に珍しいデキャンタータイプのオールド・テーラーです。
日本には輸入されておらず、アメリカのみで、贈答用で作られたモノです。

なかなかお目にかかれないボトルです。

味は非常にメロウに仕上がっております。


今回はオールド・テーラー及びセシル・ウィズロウ(ストーン・キャッスル)についてのお話でした!