ロイヤルロッホナガー12年。別名ロイヤル・ディーサイド。

ロッホナガー蒸溜所があるのが、ハイランド地方ディー川の上流域。そして、英王室の夏の離宮バルモラル城があることからロイヤル・ディーサイドと呼ばれている。

ちなみにロッホナガーとは、ディー川沿いで1番高い山の名前。ゲール語で『岩の露出した湖』の意味がある。

ジョン・ベグが蒸溜所を建てた3年後にヴィクトリア女王が隣のバルモラル城を買い夏の離宮とした。ベグはヴィクトリア女王に見学に来ませんか?と手紙を書いた。翌日の夕方何の前触れもなく女王一家が蒸溜所を訪れたという。

この訪問から数日後ベグのもとに『王室御用達』を許可するワラント(勅許状)が届けられた。以来ロッホナガーの頭にロイヤルをつけ、ロイヤルロッホナガーと呼ばれる事になった。

甘美なウイスキーをご賞味ください。

今宵もよろしくお願いします。

※この記事は別ブログにて2023年4月22日に投稿