宝塚アーカイブスの第37、38回は
「宝塚歌劇の「古事記」「日本書紀」の世界」
でした。
宝塚歌劇では、「古事記」「日本書紀」の神話の世界を舞台にした作品がいくつか作られています。
イザナギ、イザナミによって日本国土が作られ、
二人の間には何人もの神を生み出しますが、
最後、火の神を生んでイザナミは死んでしまいます。
黄泉の国で醜い姿に変わってしまったイザナミにイザナギが別れを告げた黄泉比良坂(よもつひらさか)があった場所が出雲と言われています。
説明
昭和38年、この古代出雲を舞台にした作品「落日の砂丘」が作られています。
〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜
時代は神代の頃、大和と出雲が対立していた。
出雲は国の平和を守るため大和の国を武力で抑えようとする兄と、大和の繁栄ぶりを平和的に出雲に取り入れたいと考える弟。
そんな二人の間に弟の恋人が立たされる。
物語は兄に追われた弟と恋人が砂丘で息絶え、結末を迎える。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イザナギは禊をするために現在の宮崎県に辿り着いたと記されています。
その禊でイザナギの体から、天照大神、月読、スサノオが生まれました。
有名な天岩戸に天照大神が篭ってしまったのは、
弟、スサノオの乱暴な行いが原因でした。
そして、出雲に追放されたスサノオと姉との和解は、
出雲で退治した八岐大蛇の体から手に入れた天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の献上によってでした。
草薙剣とも称されるこの剣は皇位継承の三種の神器の一つになりました。
出雲大社に祀られている「因幡の白兎」の神話で有名な大国主神はスサノオの子孫であり、地上の支配者でしたが、
「出雲の国譲り」にて天孫に服従することを誓約しました。
また、ある時、弟月読の行いに腹を立てた天照大神は
月読と、住まいを隔てることにします。
それが原因で日と月とは顔を合わなくなったと言われています。
天照大神とスサノオに比べて、名前を聞く事が少ない月読ですが、農耕の神様として祀られています。
昭和53年、古事記の世界を描いた田辺聖子原作の「隼別王子の叛乱」が上演されました。
この作品のプロローグは、イザナギ、イザナミが海を矛でかき回し国を作り、
その後に天照大神、月読、スサノオが登場します。
平成16年に雪組で公演された「スサノオー創国の魁」は
スサノオを英雄として主人公におき、八岐大蛇を退治する物語です。
このスサノオは朝海ひかるさんが演じたんですが、
ビジュアル系バンドの様な妖艶なビジュアルに魅せられた記憶があります。
天岩戸のシーンもあり、古事記の神様総出演の作品でした。
スサノオに倒される八岐大蛇は初舞台生達が連なる形で表現されていたのも印象的でした。
日本神話の世界は好きなので、ショー作品でも良いので、題材としてまた取り上げて欲しいです


本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました✨✨✨
