不動産投資をやらない私の独り勝手な心配第二弾は「ハイテク不動産」
「ハイテク不動産」というのは私が勝手につけたネーミングで、最近施工された
「免震構造」や「高強度コンクリート」を指します。


私たちの頭の中では「最新鋭=無条件にいいもの」という図式がありますが、本当に
そう言い切れるのか、手短に考察していきたいと思います。


実は免震構造に代表される建物は実際の大地震に被災したものが無い、あっても非常
に少なく、サンプル数が少ないという現状があります。つまり実績が無いに等しいと
いうことです。もし、触れ込みどおりの性能が出ないとなれば一気にその価値は減る
かもしれません。下手すれば訴訟リスクもあるかも。


そして一部の高強度コンクリートは高温に弱い、高温にさらされると脆くなるという
欠点が最近になって指摘された事例もあるくらいで、これから築年数が経ってきて
問題が顕在化する恐れも出てくるでしょう。


こう考えると、なんだか「ハイテク不動産」も怖いですねぇ。

杞憂であればいいんですけど。