今日はシステムトレードについてのオススメ本を
紹介したいと思います。


 ある著名トレーダーもオススメしている本とかぶってしまう
のですが、これです

      ↓

統計のはなし―基礎・応用・娯楽 (Best selected business books)/大村 平
¥1,785
Amazon.co.jp

そのトレーダー曰く、

「90%の人がシステムトレードを誤解している」


とのことで、十中八九、私も栄誉あるその一人であろう
ということで、もう一度読み返してみた。


 改めて考えさせられたのがパフォーマンスのバラつきの
重要性である。

例えば、こんなセールストークがあったとする。


「このシステムのパフォーマンス(年利)は平均××%と高く
△年運用すると■円が☆☆円になる究極のシステム!!」


なるほど、確かに平均年利は高くてもそのバラつき(標準偏差)
が大きければ、その分□%信頼区間が大きくなって未来の年利が
異様に小さく、いや、マイナスになる可能性も十分にある。


市販のシステムを購入してそのとおりに運用して損失を出した
事例をたまに見かけるが、その理由のひとつとしてバックテスト
年利のばらつきの大きさがあるのだろう。


言い換えれば、年利ばらつきの大きさはカーブフィッティング
の一種といえるのかもしれない。(間違ってたらごめんなさい)


 ところでなぜ私がバラつきを気にするのか述べてみたい。
答えは簡単、職業がエンジニア(ただし端くれなのがご愛嬌)
で、職業柄作り出す製品の性能のバラつきが許されないから
である。

考えてみてほしい。周りにある、ちり紙から原子力発電所に
至るあらゆる工業製品に性能のばらつきがもしあったら!


・左右で重さの違いがある靴


・鉄筋コンクリートの鉄筋の本数が多かったり少なかったり


・左右で袖の長さが違う服


などなど、困るどころではなくて生活そのものが成立しない
そんなわけで、ばらつきの少ない工業製品によって初めて

私たちの生活は成り立っていることになる。

そんなわけで、長く利益を出すために、ものづくりをするつもり
でシステムトレードを構築するのもアリなのかもしれない。