連日の株安、円高で日本人の預金額が増えている旨の記事が
いつだったか出ていた。

こういった記事が出ると必ずといっていいのが日本人の貯蓄思考
の高さを批判する識者が出てくる。


しかも、こういった行動を取る日本人を愚か、お金について無知
とまで言い切る識者、本まで出てくる。


確かに低金利、安定志向にどっぷりつかっているように見えるので
そういった批判が出るのもうなずける。


果たして本当にそういいきれるだろうか。


面白い指摘をした本があるので紹介したい。


国家破綻はありえない/増田 悦佐
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指摘を要約すると、


「90年以降株価は下がり続けてきた。このような状況ではひたすら
貯蓄に勤しんだほうが現金に価値が増すデフレ経済の状況下では

却って経済合理性に適った経済行動をとることになり、結局は勝者

となる。」


なかなか面白い指摘をしている。


著者を簡単に紹介すると、大手外資系証券会社で長年建設・不動産

セクタのアナリストを勤め上げられた方で、90年以降のかなりシビア

なセクタを見てきただけにかなり説得力はあると思う。


将来の日本に悲観的な意見が多い中こういった本を読んでみるのも

面白い