米ドルの下落が続いていますね。おかげさまで円高です。

100円切りました!


どうやらこの前書いたように円高モードに本格的に突入したようです

一年は続くのではないでしょうか。


 さて、このドル安は識者からは莫大な財政赤字もこの一因との声も

聞こえます。よい例として諸外国の外貨準備高のシェアもいまだに米ドル

すなわち米国の借金の証文である米国債が一番です。
ついでにドル札も刷りすぎてドルの価値もなくなった。などとも
言われる始末です。


ところで、こういったことは新興国の発展著しい今に始まったこと
ではなく昔から言われ続けていたことです。


現にマーケットの魔術師に出てくるトップトレーダーの一人も
約20年も前に指摘しているほどです。


こうなると、本当にだめな状態にも見えますがこのままアメリカ
は本当に没落してしまうのでしょうか。


などと思っていたら、こんな言葉が目に飛び込んできました。


「借金が小額のうちは債権者が強者で債務者は弱者だが額が増大
 するやこの関係は逆転するという点を、カエサルは突いた。」
   新潮社刊 塩野七海 著 ローマ人の物語4巻P140より


引用元を読んでいただければお分かりになると思うが、かのユリウス

カエサルは相当な借金王だったらしく、当時のローマ帝国一番の金持

から借金を重ねに重ねた挙句、貸し倒れを恐れたその金持ちをとうとう

味方、いや、運命共同体にしてしまった人物である。


やはり経済の面でもカエサルは偉大な人物だったんですねえ。

 このように確信犯的に債務を増やしていけば損を恐れて周りの国々
が支えずにはいられない構造になるからカエサルを真似してドル札や
米国債を乱発していると考えれば合点がいく。


そう簡単には没落しないかも。


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