よく報道でアメリカの住宅市場云々で不況になるといった話が
でてくるが、まずは下のURLを見ていただきたい。
アメリカの住宅着工数のグラフである。
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0781&asi=3
見てのとおり、06年初頭からグラフのトレンドが下向きに転じている
別に住宅不況云々は、今に始まった話ではないことが分かるだろう。
頭にくるのが、テレビに出てくる自称経済の専門家連中が今になって
住宅市場がどうのこうのといって経済見通しを語ることである。
まじめにテレビを見ないでよかった。つくづく思う。
やっぱり自分の目でデータを確認して判断を下すのが一番いいね
とはいっても、なかなか全部のデータに目を通せないけどね。
さて、この住宅着工数、06年までの増加がバブルだとしたら、
バブル崩壊約2年の法則に則っとると、そろそろ底打ちとなって住宅
不況もそろそろ終わりになる気配なんだけど、金融機関が軒並みや
られているのでそう簡単に復活しないのかもしれない。
サブちゃん問題の損失が確定すれば不死鳥のごとく、多くのマーケット
が息を吹き返すんだろうけど。まだまだ前途多難かな。