富士通がフランス企業にTOBをかけている真っ最中である
そのせいか、今株価が下がりつつある。
このようなことはTOBをかけている企業にとっては普通のことで
お金が出て行く行為をして、その割に(TOBが)成功するか
分からないので様子見ムードが広がって必然的に株価が
下がってしまうのだろう。
投資戦略としてTOBされた企業を買って、TOBする企業を
ショートするという戦略もあるくらいである。
さて、この富士通のTOB、一つ問題があるように思う。
別にTOBする企業がそれに値するというのではない。
(実際どういう企業か調べてないのでわからん)
富士通の株価が問題だと思う。
低いのである。逆にTOBされてもいいくらいに。
TOBされる目安の一つとしてEV/EVITDAという指標
があるがこの値が今、低い。
しかも実質実効レート基準で約20年来最安の円安環境である。
いつTOBされてもおかしくない。
もし仏企業のTOBが成功して企業価値が高まったとみなされれば
なおさらではないか。
小説「ハゲタカ」の原作者、真山仁氏によると今世界中が金余り
状態にあり、別に三角合併なんかしなくてもいきなり現金でTOB
するほうがてっとり早いという。
だからといって今が買いなのかどうかは分からないけどね。