なぜNYダウがあがるのか。しつこいようですがもう少し考察を進めてみたいと思います。 下のURLを見てください。米国債価格に連動したETFの価格を示したものです。 http://finance.yahoo.com/q/bc?s=TLT&t=5y&l=on&z=m&q=l&c= 教科書どおりの考え方をすると景気がピークに達して不況が始まりそうになると、「質への逃避」ということで普通、債券が買われて債券価格が上がっていきます。 ところが今回はそういった動きが見られません。 なぜでしょう チャートを見れば一目瞭然ですがもうすでにある程度高くなっているからだといえるでしょう。 ITバブル崩壊後の過去10年の最高値まであと5%ぐらいでは買う気も失せてきます。 わたしも米国債を買おうと思ったのですがこのチャートを見て止めました おそらくこういった心理状態が働いて足元の業績が良い国際優良銘柄のNYダウを始めとする大型株が安全パイとして買われるのでしょう。 景気が良いから「株が買いどき」などどマスコミではうたっていますが疑ったほうが良いと思います。現に原材料、原油高騰で業績にダメージをこうむっている企業が多いです(なぜ報道されないんだろう。わたしのカバーしている銘柄だけか?) さらに原材料である金属スクラップ価格が高いため電線や側溝のステンレスカバーが盗まれている事件が多発しています。 こういった事件が多発するまで原材料価格が高くなるとやがて企業業績にダメージを与え、顕在化するのは必死でしょう。  今この瞬間ヘッジファンドの皆さんが一気に売ってもおかしくはない状況と思います。