
どんなに管理をしていても。
劣化によりねじ切れてしまうことのあるコルク。
ワインオープナー等のコルクスクリューで慎重に取り出そうとするも、、、写真の様に中に落ちてしまうこともあります。
今回はコルク落ちしてしまったウィスキー等のボトルメンテナンスについてお話します。
まず用意するのは、、、

・漏斗(じょうご)
(※ロウトとも言います)
・茶こし
・長めの化繊布
(当店はグラスターのトレシーを使用)
・ウォッカの空き瓶
・打替用のコルク栓orワインストッパー
①最初にウォッカの空き瓶に漏斗と茶こしをセットしお酒を移します。
※お酒を移す前に漏斗と茶こしに少量のウォッカを通し軽く消毒しておくと安心です。

②コルク落ちしたボトルの中に可能な限り奥まで化繊布を詰め込む。

③ボトル内の布に乗るように折れたコルクを乗せます。
※引き出す時にコルクがずり下がる事があるためなるべく瓶口付近、もしくは大きく広がった化繊布の上に乗せることをお勧めします。

④化繊布を瓶外までゆっくり引き出し折れたコルクの抜き取り完了。

⑤最後に移し替えたお酒をボトルに戻し、新しい打替えコルクをセット。そしてボトルを倒してお酒をコルクに吸わせて終了。
※打替え用のコルクは他のボトルが空いたときに密閉容器などに取り置きしておくと便利です。
※最後お酒を戻す前、ボトル内にコルクかすが残らないように注意。残っているようなら濾過を繰り返すかウォッカですすぎ出してください。
コルク抜きで特に注意点は絶対に清潔で濡れていない道具を使用すること。
また清潔な化繊布がなければ、可能な限り清潔で繊維埃の出にくい生地を使用すること。
以上2点です。
ちなみに。
この方法は昔流行ったTV番組『伊東家の食卓』にて、記憶違いじゃなければ武田鉄矢さんが紹介されてました。
コルクを抜きとれた瞬間は本当に気持ちがいいですよ( ´艸`)♪
ぜひお試しあれ(*^^*)