先日、Th1/Th2細胞検査を行い結果が出ました。
Th1/Th2細胞比
14.8
だったそうです
正常値は10.3(多くは10で判断)ですので、高値という結果でした。
という事で、タクロリムスという薬でTh1を調整するかどうかという話をしました。
そもそもTh1とは何かですが、これは細菌やウイルスを排除する細胞性免疫を誘導する細胞になります。
要は、細菌・ウイルスが体に侵入に対しそれに対抗する抗体や酵素を作らせる等の指示をする細胞みたいです。
これが高いと受精卵が着床しても攻撃指示してダメになってしまうということ。
タクロリムスによりTh1を下げる事はできますが
副作用が出る場合もあります。
副作用が
感染症の危険性増加、糖尿病、癌リスク増加等
あるようです。
クリニックの先生も言っていましたが、タクロリムスは強い薬らしくこの療法自体が賛否両論に分かれているようです。
賛の方は
「着床しやすくなる、妊娠継続見込める」
等が理由になります。
否の方は
「症例のデータが少ない、比率10で判断していれば、正常妊娠出来る人にも薬を投与する過剰医療の可能性がある、副作用が重大」
等が理由になるようです。
私自身も検査結果を聞いて少し調べましたが、本当に賛否両論って感じでした。
Th1/Th2細胞比率にはビタミンDが関係してるらしく、ビタミンDを十分に摂取できていれば比率自体は微減したという論文も見つけました。
色々調べて、私自身はタクロリムスは現時点では必要ないかなとは思います。
というのも
①妻が子宮内膜異型増殖症(前癌)を患っていたので、再発した際のリスクが高すぎること。
②高値でも妊娠出産できている病院があるため、無理して薬に頼らなくてもいいと思ったこと。
③タクロリムスが高い。(10か月服用約19万)
などが主な理由です。
お金は今更なので、取ってつけた理由ですが…
やっぱり癌リスクが怖いですね
次回 現在治療状況:エマ・アリス検査の結果♯⑯話
読んでいただきありがとうございます
いいね・フォローもありがとうございます
IBMFという団体の妊活Basic
という資格をとりました。
今度説明します。