先日、3回目の子宮内膜全面掻爬手術で掻き出した内膜の病理検査結果がでました。

 

今回が最後と思い、妻と病院へ行きました。

 

待合室で待つこと40分。

 

この間妻はとても落ち着きがなく、自分の太ももを揉みだしたり、二の腕を揉むんだりとソワソワ。

 

かくいう私も、緊張で携帯もイジる気力もなく、ただただ買った飲み物をひたすら飲んでごまかしていました。

 

やっと順番が回ってきたので診察室へ。

 

すぐいつも担当医の先生が

「見てください、

悪性所見はありません」

と、パソコンのディスプレイ画面に病理診断結果書を出して言ってくれました爆笑

 

妻も私もやっと緊張から解き放たれました。

 

担当医の先生から今後の事について

〇 7月まではヒスロンH錠とバファリン配合錠A81を飲み続けること。

〇 それ以降は元々いたクリニックで不妊治療方針を話し合うこと。

〇 定期的に子宮内膜の細胞診をすること。

などと説明がありました。

 

説明後、先生にこれまでの謝辞を述べて診察室を退室。

これで一連の子宮内膜異型増殖症との決着がつきました。

 

病院には薬の処方の関係で2~3回通院することになりそうですが、それ以降、7月下旬ころから不妊治療を再開することができそうです。

 

何とか落ちた先の谷底から這い上がってくることができました。

妻も不妊治療への意欲は衰えていない様子ですので、まだ私たちは頑張れると思います。

 

現在クリニックに正常胚が2個保存している状況ですので、再開後は移植スタートになるかと思います。

 

また状況が変わることや不妊治療を再開した際に

テーマ 現在治療状況

を随時更新していきたいと思います。

次回 現在治療状況:未定♯⑭話

 

子宮内膜異型増殖症について

簡単に子宮内膜異型増殖症について書いておきたいと思います。

 

以前も書いたかもしれませんが

子宮内膜異型増殖症

とは、子宮内膜増殖症の増殖した内膜細胞が変異したものと思ってもらえれば良いと思います。

 

変異した細胞が増殖を繰り返し、子宮筋層への浸潤や広範囲に広がってたりすると子宮体癌となります。

 

子宮内膜異型増殖症の治療は原則は子宮・付属器の摘出手術になります。

 

挙児希望に限り

高用量MPA(高用量プロゲステロン作動薬)のホルモン療法

子宮内膜全面掻爬

で妊孕性を確保しつつ経過を見ることになります。

 

子宮内膜異型増殖症はホルモン療法+子宮内膜全面掻爬を行えば約8割~9割近くの確立で一旦は消失するそうです。

 

ですが、再発率も2割~3割ほどあります。

数年置いて再発する可能性もあるので治療終了後も定期的な検査が必要になります。

 

日本婦人科腫瘍学会が公表している

第6章 妊孕性温存療法

に詳細の説明がありますので参考にしてください。

 

リンクを張り付けたいのですが、無断転載が禁止されているので文章の紹介に留めます。

 

『子宮内膜異型増殖症 再発率』と検索していただければすぐ出てくるかと思います。

 

 

読んでいただきありがとうございます

いいね・フォローもありがとうございます

何とか試練を乗り越えられました

まだ試練があるのか

今回が最後なのか

わかりませんが、まだやれます。