1回目の移植が化学流産におわり、1周期分空けて体の調子を整え再度移植に挑戦。
前回と同じようにエストラーナテープとルティナスの併用。
今度は4BBの卵を戻すことに。
試験管にほかのグレードの低い卵も一緒に凍結されているけど、戻す卵以外は全部廃棄に。
もったいない気もするけど、クリニック側は再凍結は薦めていない上に、妻は卵管に着床したこともあって、2個同時移植などはできないとのこと。
なので、これが1回目の採卵でとれた卵の最後の移植。
なんとか成功してほしい。。。![]()
移植の後は、着床しやすくなるよう
プロゲステロン筋注50mgF
をお尻や肩に2日おきに打ちました。
打ったところは、青あざに…![]()
判定日まで筋注を打ち、いざクリニックへ。
採血して、結果を聞くために診察室に通されましたが、先生は思わしくない顔つきで、何となく察しました。
先生からは、「今回は着床すらしていない」とのこと。
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こうして、1回目の採卵に伴う2回の移植はすべて空振りに終わりました。
余談(お金)の話
採卵移植をするにあたって、助成金があると聞きしっかり申請しました。
領収書等をしっかり保管していたつもりだったのですが、この数年後に大きな病気が見つかり、そのせいで不妊治療を中断せざるおえず、身辺整理も兼ねて処分したみたいです。
なので、1回目の採卵移植でいくらかかったかはきっちりとした数字を出すことができませんが、概ね
〇 採卵 約40万円
〇 移植 約15万円(1回につき)
程かかりました。
実際は、採卵や移植に至るまでに注射やらテープ代が別に掛かってるので、もっと高くはなると思います。
採卵⇒移植のサイクルで約60万円ものお金が消えました。
通帳から引かれたときは汗が出ました![]()
それでも以前何かのTV番組で見たときに100万円近くかかる病院もあったようなのでまだ良心的だったと今なら思えます。
今は保険適用がありますので、採卵⇒移植だけなら、この3割負担で済むと思えばかなり経済的に楽になるかと思います。
なので、人工授精で上手くいかない方は体外・顕微授精に挑戦するのもアリだと思います。
私たちが住む地域では今年度いっぱいまでになりそうですが、助成金も出ますし、助成金があるうちに挑戦するのはアリです。
ただ、保険適用とは言ってもおそらく体外・顕微授精をされている方であきらめず挑戦を続けている方のほとんどは自費での治療が続くかと思われます。
私たちが最初からやっている
・タイムプラスインキュベーターシステム
(iBIS受精卵観察システム)
や、これから不妊治療で取り組む予定の
・PRP療法(多血小板血漿療法)
・着床前診断
等などは、先進医療として扱われていて保険適用外とのこと。
保険適用外の治療が入るとすべての治療が自費負担になるという謎システムのおかげで、不妊治療を再開しても少なくとも私たちは自費の治療が続くことになりそうです。
次回 過去回想:2回目の採卵♯14
お読みいただきありがとうございます。
いいね・フォローありがとうございます。
過去編はなるべく思い出して経験した
ことをそのまま書けたらと思います。
