人通りの多いところに店を出した、商売の上手なお店は儲かる。 神戸BAR BAR SAKAI
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一般論として、「人通りの多いところに店を出せばビジネスは儲かる。」という考え方があります。一見するとこれは正しいように思います。でも、「どんなに人通りの多い立地条件の良い場所にある店であっても、店員の接客が悪い、商品に魅力がない、信用ができない店」では実際には買い物をする人は少数になります。
だから、「人通りの多いところに店を出せば儲かる。」というのは間違いです。
正確は「人通りの多いところに店を出した、商売の上手なお店は儲かる。」が正解です。
ポイントは商売の上手なという部分です。立地は2次的要因です。
これと同様のことはインターネットビジネスに関しても言えます。インターネットビジネス関連の書籍を読んでも、ネットコンサルタントの情報商品を読んでも、SEMのセミナーで話を聞いても、そこで取り上げられるテーマの多くは「いかにアクセス数を増やすか。」です。
しかし、冒頭の説明でお分かりの様に「アクセス数を増やす」=「人通りを多くする」としても、それだけでは利益は上がりません。
(それ以前に「ホームページを作れば、全国からオーダーが入るはず!」とか「大手のインターネットショッピングモールに出店すればどんどん売上げが上がる」という幻想を抱いている方がいまだにいらっしゃいますが、それも思い違いです。)
オンライン、オフラインのビジネスを問わず「商売の上手な定員さんがいるお店や、販売システムのしっかりした店に、多くの人が来てくれる」と儲かるのです。これは下記の4つのお店でどこが一番効果的に儲かるか考えれば分かることです。
1 商売ヘタで、客の来ない店
2 商売ヘタで、客の多い店
3 商売上手で、客の来ない店
4 商売上手で、客の多い店
当然、最も効果的に儲けることの出来るお店は4番です。では、もっとも儲からないお店は何番でしょうか。それは2番です。客が多い割に商売がヘタということはムダ=コストが多いということになります。客が多いということは店舗費用や広告宣伝費が相対的に多いと言えます。
また、客が多いと接客するための人件費コストも大きくなります。当然、店舗や事務所代の固定費も大きなコストになっているはずです。これでは「お金をかけて通行人を増やしているだけ」です。
インターネットビジネスにおいても、「アクセスアップのために大量配信のメルマガに広告を出しましょう!」「アクセスアップのためにPPC広告に出稿しましょう!」「アクセスアップのためにSEO対策を実施すべきです!」というインターネット広告代理店やインターネットコンサルタント、SEM、SEO会社の言葉は全て「集客」を目的としています。
しかし、この場合にもホームページやブログのコンテンツが「商売の上手な定員さんがいるお店や、販売システムのしっかりした店」になっていない限り、それは「コストをかけてアクセス数を増やしているだけ」に過ぎません。
つまり、オンライン、オフラインのビジネスを問わずビジネスや商売では「集客」が先ではなくて、「お店自体の売る仕組み」を構築することが先決です。特に経営資源が少なく一等地に出店ができない小さな会社やお店ではこの考え方は重要です。
小さな会社やお店が最初に考えるべきは商売上手になることであり、その後で集客上手を考えるべきなのです。
では、商売上手な店とはどんな店を指すのでしょうか。それは「売りの仕組み」が構築されているお店です。「売りの仕組み」は「そのお店や企業の成功のパターン」と言えます。大きく定義をすると「ビジネスモデル」と言い換えてもいいかもしれません。