ジョニー・ウォーカー   神戸Bar Bar SAKAI | 神戸 三宮バー カクテルが美味しい BARSAKAI

ジョニー・ウォーカー   神戸Bar Bar SAKAI

ジョニー・ウォーカー100年の熟成

「ジョニーウォーカー」(Johnnie Walker)の「ブラックラベル」

 優雅に歩む紳士の絵柄で有名なウイスキー「ジョニーウォーカー」(Johnnie Walker)が世界で最も売れているスコッチウイスキーだという事実はあまり知られていない。それぞれ「ジョニ黒」「ジョニ赤」としておなじみの「ブラックラベル」「レッドラベル」が誕生して今年で100年。酒税法改正以降、手の届きやすい値段に変わっても、舌になじむ妙なるブレンドは、高嶺の花だった時代からのファンを引き付けて離さない。

 シングルモルト・ウイスキー人気が過熱気味となった反動もあってか、ブレンデッドウイスキーに飲み手の興味が戻りつつある。シングルモルトは大麦麦芽から造った1種類の原酒そのものだが、ブレンデッドは2種類以上のモルトやグレーンウイスキー(トウモロコシや小麦などの穀物原料のウイスキー)を混ぜて仕上げる。それぞれの製法の違いゆえに、シングルモルトはモルトそのものの個性が際立ち、ブレンデッドは調和のとれた重厚な風味を持つ。両者にはそれぞれの長所・持ち味があり、「シングルモルトが上で、ブレンデッドは下」というのは一面的な思い違いにすぎない。英国で世界最高賞に輝いたサントリーの「響30年」もブレンデッドだ。

 生粋のスコッチウイスキーである「ジョニーウォーカー」の歴史はもちろん、スコットランド南西部の町キルマーノックに発する。日本ではまだ江戸後期の1820年、創業者ジョン・ウォーカー(1805~57)が雑貨店でウイスキーの小売りを始めた。ブランド名はこの創業者に由来する。

 創業者ウォーカーが優れていたのは、ウイスキーに「ブレンド」というアイデアを取り入れたところだ。この頃までは複数の原酒を組み合わせる「ブレンド」という手法はウイスキーにはほとんど用いられていなかったのだ。彼は英国文化である紅茶ブレンディングの技を参考に、原酒ブレンドのテクニックを磨き上げたと伝えられる。その意味で言えば、ウォーカーは世界で最も早い時期のブレンダーの1人だった。

 舌触りが荒々しかったり、癖があったりと、モルトには時に強烈過ぎるほどの主張がある。だが、いくつかのモルトやグレーンウイスキーをブレンドすることによって、全体に角が取れて、舌になじみやすくなっていく。味わいに奥行きが生まれるのに加え、ブレンド比率次第で別の表情を引き出すことも可能になる。しかも、おいしいウイスキーを安定的に供給する上でも、ブレンド技術は役に立つ。こうしてブレンドの才能を発揮したウォーカーのウイスキーは大勢のファンを獲得していった。



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