例年この時期は本業が多忙を極めるのですが

一部の方からの「今年もよろしく」

という激励もいただいておりますので

今年も頑張ってみたいと思います

 

今大会からDH制が導入され

高校野球も新たなフェーズへと移行していきます

春は投手力という格言がそのまま生きるのか

いやいやDH制で打撃優位となるのか

見どころの多い大会となりそうですね

 

毎年恒例の組み合わせ薀蓄です。

よろしくお願い申し上げます

 

【第1日】

第一試合 帝京(東京)-沖縄尚学(沖縄)

帝京 16年ぶり15回目 沖縄尚学 2年連続9回目

東京都 通算332勝276敗(春134勝128敗 夏198勝148敗)

 帝京 通算51勝23敗(春21勝13敗 夏30勝10敗)

沖縄県 通算112勝90敗(春33勝35敗 夏79勝55敗)

 沖縄尚学 通算33勝16敗(春17勝6敗 夏16勝10敗)

 

開幕試合から楽しみな組み合わせとなりました

東京チャンピオンで実に16年ぶりに復活してきた帝京と

昨夏のチャンピオン沖縄尚学が激突します

昨夏の決勝は沖縄(沖縄尚学)vs.日大三(東京)でしたから

甲子園では2試合連続での沖縄vs.東京ということとなります

 

沖縄尚学は夏の優勝からセンバツの開幕試合に臨むこととなりますが

このようなケースは過去3度あり、21年ぶり4度目のこととなります

昭和4年 第6回大会 ●松本商業1-3八尾中○

昭和12年 第14回大会 ○岐阜商業5-2愛知商業●

平成17年 第77回大会 ○駒大苫小牧2-1戸畑●

 

沖縄勢の開幕試合は4度目で過去は相性が悪く0勝3敗

S35 32nd ●那覇1-4北海○

S47 44th ●名護1-3松江商業○

H25 85th ●沖縄尚学2-11敦賀気比○

 

東京勢の開幕試合は10度目で過去4勝5敗

帝京は春の開幕試合は初めてとなります

日大勢しかマークしていなかったセンバツ開幕試合勝利を

昨年二松学舎大付がジンクスを破っていて帝京もそれにあやかりたいところです

S24 21st ●慶応第二6-7芦屋○

S34 31st ●日大二0-9岐阜商業○

S37 34th 〇日大三7-1平安●

S38 35th ○日大一2-0富山商業●

S45 42nd ○日大三2-0八代東●

S59 56th ●法政一2-7私立神港○(甲子園初の電光板試合)

H14 74th ●二松学舎大付4-5大体大浪商○

R6 96th ●関東第一3-5八戸学院光星○(延長11回TB)

R7 97th ○二松学舎大付-柳ヶ浦●

 

ちなみに夏の開幕戦は沖縄は1勝1敗、東京は6勝3敗となっていますが

沖縄尚学、帝京ともに夏の開幕試合での勝利経験があります

H4 74th夏 ○沖縄尚学5-4桐蔭学園●(延長12回)桐蔭のエースは高橋由伸でした

H14 84th夏 ○帝京11-8中部商業●

 

また東京勢は3年連続のセンバツ開幕試合となりますが

都道府県レベルでの3年連続のセンバツ開幕試合は過去1度あるだけです

第22回 北野○ 第23回 扇町商業○ 第24回 八尾○ 大阪

 

沖縄と東京の過去のセンバツでの県勢対決は東京の3勝2敗

S46 43rd 2回戦 ○日大三7-6普天間●

H22 82nd 準々決勝 ●帝京0-5興南○(帝京のセンバツはこの時以来)

H22 82nd 決勝戦 ●日大三5-10興南○(延長12回 この年興南は春夏連覇)

H26 86th 1回戦 ○関東第一4-2美里工業●

R5 95th 3回戦 ○東海大菅生1-0沖縄尚学●

 

展望は昨夏を制した沖縄尚学の左右のエース、末吉君と山城君に対して

打撃の中心、安藤君、目代君が好調を維持する帝京打線という構図となりそうです

沖縄尚学はやや打撃に不安があるので競り合いに持ち込めば沖縄尚学ペース

序盤から打線が機能すれば帝京という流れになりそうです

 

一時は甲子園を席巻した帝京はセンバツでは16年ぶり

夏を含めても15年ぶりの勝利を挙げることができるでしょうか

それとも投手力を全面に押し出す沖縄尚学がその目論見を阻止するのか

開幕試合から目が離せない展開になりそうです

 

帝京が勝てば16年ぶり

沖縄尚学が勝てば2年連続のセンバツ勝利となります

 

第二試合 阿南光(徳島)-中京大中京(愛知)

阿南光 2年ぶり3回目 中京大中京 5年ぶり33回目

徳島県 通算143勝115敗(春75勝53敗 夏68勝62敗)

 阿南光 通算4勝4敗(春3勝2敗 夏1勝2敗)※前身の新野時代含む

愛知県 通算310勝211敗(春176勝115敗 夏134勝96敗)

 中京大中京 通算137勝49敗(春58勝27敗 夏79勝22敗)

 

阿南光は前回出場時も初戦は愛知県勢(豊川)でした

 

最多勝利数をマークしている中京大中京

令和に入って6試合甲子園で戦っていますが四国勢とは初めて

 

そもそも四国勢との戦いは久しぶりで

H20 80th春 1回戦 ●中京大中京2-3明徳義塾○(延長10回)以来18年ぶりのこととなります

さらに勝利となるともっとさかのぼり

S62 69th夏 2回戦 ○中京2-1池田●(延長10回)と39年前

さらにセンバツでの対四国勢勝利となると

S45 42nd春 1回戦 ○中京1-0西条●まで遡り56年前のこととなります

(これだけ甲子園に出場しててちょっと意外感ありますね)

 

徳島と愛知の過去対戦は徳島の5勝4敗

S14 16th 2回戦 ●徳島商業3-6中京商業○

S22 19th 準々決勝 ○徳島商業5-2享栄商業●

S23 20th 1回戦 ●徳島商業3-4享栄商業○

S29 26th 1回戦 ○鳴門4-0岡崎●

S45 42nd 2回戦 ○鳴門4-2中京●

S59 56th 1回戦 ○徳島商業9-1愛知●

H26 86th 2回戦 ●池田1-4豊川○

H31 91st 1回戦 ●富岡西1-3東邦○

R6 96th 1回戦 ○阿南光11-4豊川●(飛ばないバットで初の二桁得点)

 

展望は総合力の中京に対し投手力が売りの阿南光という構図

阿南光の小田君は四国大会でマダックスを達成した巧投手

この投球術がはまれば中京といえども苦しい展開となりそう

粘り強い打撃で阿南光の投手陣に対峙したいところです

 

 

阿南光が勝てば2年ぶり

中京大中京が勝てば5年ぶりのセンバツ勝利となります

 

第三試合 八戸学院光星(青森)-崇徳(広島)

八戸学院光星 2年ぶり12回目 崇徳 33年ぶり4回目

青森県 通算71勝88敗(春16勝23敗 夏55勝65敗)

 八戸学院光星 通算35勝23敗(春9勝11敗 夏26勝12敗)

広島県 通算221勝159敗(春99勝78敗 夏122勝81敗)

 崇徳 通算8勝4敗(春5勝2敗 夏3勝2敗)

 

センバツ10勝目の狙う八戸学院光星に

33年ぶりにセンバツの舞台に戻ってきた崇徳との対戦

崇徳の33年前は大宮東との対戦で

途中雪が降りその後急に晴れ間が出た影響で

球場全体が靄に包まれるという幻想的なムードとなった試合でした

 

崇徳は過去12試合甲子園で試合していますが

これが初めての東北勢との対戦となります

 

昨年も記載しましたが

大会第1日第3試合というと

これまでもなかなかの好勝負が多くて

私の記憶に残っているだけでざっと振り返ると

S52 49th ○桜美林4-2伊香●(延長13回)前年夏優勝の桜美林に藤高の伊香が真っ向勝負

S54 51st ○倉吉北1-0静岡●(9回サヨナラ)矢田、太田の投手戦 この時の倉北は強かった

S55 52nd ○広陵6-5東海大四●(9回サヨナラ)東海大四 西本力投及ばず

S57 54th ○鹿児島商工4-3鳴門商業●(9回逆転サヨナラ)鳴門商山中痛恨の四球からのサヨナラ負け

S63 60th ○福島北3-2神港学園● 福島北 下馬評を覆す見事な試合運び

H1 61st ○広島工業1-0尽誠学園●(延長10回)才野、宮地の息詰まる投手戦

H4 64th ○天理1-0米子商業● ともに小さなエース西岡、坂越の投手戦

H5 65th ○国士館5-2東山● 岡島擁する近畿チャンピオン東山を国士館が見事撃破

H6 66th ○金沢3-0江の川● 金沢の中野投手が史上2人目の完全試合

H7 67th ○銚子商業10-7PL学園●(延長11回)澤井、福留のホームラン合戦

H8 68th ○岡山城東6-5帝京●(9回サヨナラ)昨夏チャンピオンの帝京を岡山城東が粘りの末撃破

H13 73rd ○金沢5-1安積● 21世紀枠初の試合となりました

H15 75th ○智辯和歌山6-5東邦●(延長10回)追いつ追われつの好試合 延長で智辯

H16 76th ○甲府工業3-2日南学園● 一旦はホームラン判定が覆るも逆転で甲府工業が勝利

H17 77th ○慶応8-7関西●(9回サヨナラ)久々登場の慶応が復活の狼煙

H19 79th ○常葉菊川2-1仙台育英● 戸狩、佐藤の熱投光った好試合

H20 80th ○安房2-0城北● 21世紀枠の城北 見事な完封勝利

H21 81st ○今治西2-1光星学院●(9回サヨナラ)今治西の大戸が投打に活躍サヨナラヒットも放つ

H23 83rd ○北海2-1創志学園● 北海の玉熊-玉木のバッテリーが躍動

H24 84th ○大阪桐蔭9-2花巻東● 大谷のホームランに酔いしれるも藤浪の桐蔭が力でねじ伏せる

H30 90th ○明秀日立4-3瀬戸内● 9回に鮮やか逆転で逃げ切る

H31 91st ○星稜3-0履正社● 夏の決勝で対戦することになる前哨戦 奥川の星稜が完封

R4 94th ○九州国際大付3-2クラーク国際●(延長10回サヨナラ)4番佐倉のサヨナラ犠飛

R5 95th ○沖縄尚学4-3大垣日大● 仲田の満塁ホームランによる得点が勝利に導く

R6 96th ○熊本国府2-1近江●(延長10回タイブレーク)ワイルドピッチによるサヨナラ 

R7 97th ○健大高崎3-1明徳義塾●(延長10回タイブレーク)明暗を分ける走塁

と列挙するだけでも疲れますw

 

展望は崇徳の左腕徳丸君と八戸学院光星の右腕北口君の投手戦が予想されますが

秋季大会では粘り強く戦ってきた八戸学院光星に対して

集中力が売りの崇徳打線という一面もあることから

八戸北口vs.崇徳打線という構図も楽しめるという

いずれにしても興味が尽きない試合展開となりそうです

 

青森と広島は過去1勝1敗でいずれも広陵が絡んでいました

H31 91st 1回戦 ●八戸学院光星0-2広陵○

R6 96th 2回戦 ○広陵6-5青森山田●

(延長10回タイブレーク 8回から急展開となった試合でした)

 

八戸学院光星が勝てば2年ぶり

崇徳が勝てば優勝した時以来、50年ぶりのセンバツ勝利となります

(この時の崇徳打線は原爆打線といわれていましたが・・

 さすがのそのネーミングはどないやねんと思いますね・・)