笠間稲荷神社から八幡櫓が移転されて
現存している真浄寺経由で歩くこと約60分



佐白山中に笠間城跡があります。
続日本100名城に数えられている
笠間城はなかなか興味深い歴史を誇ります。
その歴史は古く、鎌倉時代初頭
この地域で対立していた
真言宗の正福寺と徳蔵寺の僧兵の
勢力争いを鎮めるために下野国守護宇都宮氏が
笠間時朝を送り出したことに始まります


その後しばらく笠間氏の居城として
400年弱治められましたが
小田原征伐の際、宗家の宇都宮氏に
反旗を翻した結果笠間氏が滅亡、
その後に入城した蒲生郷成により
石垣も採用される城郭に改修されていきました
江戸期には忠臣蔵で
お馴染みの赤穂浅野家の移封前には
ここ笠間城が居城でした
山麓には浅野家屋敷跡も残り
江戸期の笠間の状況を伺い知ることが出来ます



麓からダラダラとした坂道を登り
千人溜り跡から登城


程なく本丸跡にたどり着きますが



ここのハイライトは更に上の天守曲輪
急な石段を何とか登ると
関東登ると城では珍しい
石垣が姿を現します




御城印は麓の観光案内所、井筒屋さんで頂けます