本日は年休をいただいての城めぐり

巨大な岩石と石垣が錯綜している
異様な姿でお馴染みの苗木城訪問です



鎌倉期に恵那一帯を統治していた
地頭遠山氏が木曽川北部の所領拡大を目論んで
拠点を築いたことが歴史の始まりとなります
戦国期も遠山氏が守っていましたが
武田勝頼の東濃侵攻や森長可の攻撃などで一時期
遠山氏は苗木城から離れるも
1600年に徳川家康の命により
再び苗木城を奪還した時の遠山氏当主遠山友政が
所領安堵を受け苗木藩が成立
以後明治の廃藩置県まで遠山氏が
苗木藩を守ることとなりました







山城人気ランキング1位に輝くだけあり
山肌に残る岩石に石垣を築いた姿は
日本の城とは思えない光景です
更に頂きから見える
眼下に広がる木曽川の流れ、恵那山の眺望
そして今はなき北恵那鉄道の鉄橋跡などは
一見の価値ありです




中津川駅から苗木まではバスがあり
1時間に1本程度ありますので
公共交通機関での訪問も
比較的恵まれている方ですが
登城口に到達するまで、
かなりの坂が待ち受けますので
往路はタクシー復路はバスという訪問が
よろしいかと存じます