2018.6.2
山口マツダ西京きずなスタジアム第一試合
1回戦
広島新庄
300 000 014=8
000 002 000=2
早鞆
 
【新庄】竹邊(7)、桑田(2)-木村
【早鞆】畑村(8-0/3)、執行(2/3)、金山(1/3)-奥野
H新庄11、早鞆7
E新庄0、早鞆3
K新庄6、早鞆8
B新庄7、早鞆1
 
山口4位の早鞆と広島1位の広島新庄との対戦
ユニフォームはともにシンプルな「H」と「S」
そして共にエースは140キロオーバーの投球を誇る好投手
終盤までは両エースが持ち味を出して競り合いとなったが
最後まで持ち味を発揮したのは広島新庄だった。
 
立ち上がり不安定の早鞆エースの畑村君
1回表 広島新庄
四球にエラー、ヒットで1死満塁とすると
5番土居君がライトへ2点タイムリー
続く6番佐藤君が死球で1死満塁となり
7番田中君も四球を選んで押し出し 3-0と広島新庄が先制
 
初回こそ乱れたものの2回以降早鞆の畑村君は立ち直り
味方打線の援護を待つ
 
広島新庄のエース竹邊君に5回まで2安打、2塁を踏んだのも
わずか1度だけと封じられてきた早鞆だが
6回ウラに追いすがる
先頭の1番 内之倉君が2塁打で出塁
2番 瀬戸君が四球、3番紺屋君がヒットでつないで無死満塁
ここで4番畑村君が三遊間を破る2点タイムリーで3-2と1点差に迫る
 
自らのタイムリーで追い上げた早鞆の畑村君
7回表の広島新庄の攻撃を3人できってとり、勢いが加速するかと思われたのだが
8回表 広島新庄がついに畑村君をとらえ、
2本のヒットと四球で1死満塁とし7番田中君の内野ゴロで1点追加
 
そして9回表 広島新庄が試合を決める得点
この回四球とヒットで無死1・2塁
ここで畑村君が降板し早鞆は2番手に執行君を送る
執行君は2者を打ち取り2死1・2塁まで持ち込むが
4番の途中出場していた河本君がタイムリーを放って5-2となると・・
 
5番土居君もタイムリーでつなぎ、
なおもワイルドピッチが絡んで2死2・3塁で
6番こちらも途中出場の河内駿君がレフト線に2点タイムリー
この回4点、計8点と試合を決めた
 
9回ウラ 早鞆は走者1人を出すものの反撃できず
8-2で広島新庄が勝利した
 
この試合を作ったのは広島新庄のダブルエース
竹邊君と桑田君
広島新庄といえば、田口君、堀君に代表されるように
左の小気味いい投球をするエースを例年作ってくるが今年は右投げのエース 
6回だけは失点したもののそれ以外のイニングは散発
与えた四死球も6回の1つだけという安定感を見せた。
また、9回のタイムリーは途中出場の河本君と河内君が放ったもので
戦力の厚みを感じされるものだった。
 
一方の早鞆は打線強化が課題
大越監督、夏までにどこまでチームを追い込むことができるだろうか