2014.5.17

舞洲第一試合
三位決定戦
大冠
410 020 100=8
000 300 040=7
PL学園
【大】吉田-古谷
【P】澁谷、谷-難波
H大6、P9
E大0、P4
K大3、P5
B大9、P7
大冠、大金星!
勝利の瞬間、春季大会では珍しく歓喜の輪が広がり、この春の大冠純白旋風は3位という好成績で締められた。

試合は大冠の速攻で幕を開ける
1回表2死満塁とPL先発の澁谷君を攻めると
6番寺地君がしぶとくセンター前に運び、
2点先制

その後も果敢にダブルスチールを絡め、PL守備陣の乱れを誘発し一挙4点
2回にも犠牲フライで1点追加とで5ー0と試合の主導権を握る

強烈な先制パンチを食らったPLは大冠先発の吉田君の力強いストレートと縦のスライダーに手が出ず、3回までノーヒットに抑えられる


しかし打者2巡目の4回ウラ、初ヒットをきっかけに2死満塁とすると7番刀谷君がレフト前にフラフラっと上がる飛球
大冠レフトの泉君が懸命に飛び込むも一歩及ばず、打球が転々とする間に走者一掃
5ー3と一挙に差を詰める


しかし大冠は怯まない
追い上げられた直後の5回表
コントロールの定まらない澁谷君の球を見極め、2つの四球で1死1・2塁とすると
4番猪原君、5番坂口君の連続タイムリーで2点追加とすかさず突き放す


眠れるPLが目覚めたのはようやく8回
ヒット5本を集め、4点を奪い
8ー7とその差を1点まで詰める


そして迎えた最終回
簡単に2死までとられたPLだが
ここから連続四球で1・2塁
ここで今日、タイムリーを放っている刀谷君

鋭い打球がライトへ!
逆転サヨナラホームランか!?
と、思われたが…ファール


結局、辛うじて大冠の吉田君が投げきり
春の大阪3位の栄冠を勝ち取った


PLは序盤の失点が余りにも痛かったが
目に見えないカバーリングミスや
相手の走塁に対する備えが不足していて、
余計な失点が目立ったのが悔やまれる

大冠のしぶとさ、逞しさが呼び込んだ
価値ある1勝となった