魔法使いルーフィー | たまふの書物語まりふ

魔法使いルーフィー

めぐの国の神様は、ひとりだけ
サンライズ瀬戸号に便乗して、高松へ向かう。

道すがら、元々ローカルだった
瀬戸大橋への鉄路を、茶屋町、児島、と
進み

トンネルを抜けると、瀬戸内海の上。


計画されている四国新幹線は、ここと
淡路島とのふたつにルートが築かれているが

こちらは既に、レールを敷くだけになっている。


吊り橋だから、列車が通ると5mも沈むそうだが


貨物輸送の物量は、トラックとは
比較にならない程である。


石油依存が起こらなかったので
従って、鉄道貨物は衰退しなかった。



元々、トラック輸送はコスト的に
鉄道にはかなわない代物なのは誰が見ても
分かる。



単に政策的にどちらを優先するか、と
言うだけの理由である。