806 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

806 魔法使いルーフィ

2編成に分かれたサンライズエクスプレスの
一方は、瀬戸内海を渡り四国へ。

もう一方は、中国
山地を越えて山陰へ。

ややもすると、間違えて乗って行って
しまいそうになるが(笑)


それもまた、旅としては楽しい。


山陽新幹線は、何故か世界が変わっても
そのままだった。

でも、違うところは
夜行の新幹線が通るので、設計仕様通りに
単線並列で、片側ずつ電車が走っている事だった。


東北新幹線にも、一部そういう仕様があるのは
事情に詳しい人々なら知っている事で


北海道から九州までを、夜行でつなぐ事は
新幹線なら十分可能で


その為の試作電車まで、作られていた。




採算性、と言う切り捨てで
JRでは作られなかったが。


利用者の為の国鉄なら、十分実用化レベルである。






それは別にして、神様たちの乗る
出雲市ゆき編成は、山陽本線を倉敷に向かった。



でも。



めぐの国の神様は、ちょっといたずら心を出したのと


もう、自分の国への侵略が無くなった安心感からか



「ちょっと、讃岐うどんを頂いて来ようかの」と、四国ゆき編成に乗り込んだ(笑)。