789 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

789 魔法使いルーフィ

サンライズエクスプレスが、大阪を発車して
神戸に向かう。


車窓の駅名看板に、JR、の文字が
消えている事に


出雲神は気づく(笑)。



でもまあ、おおらかな日本の神様である。


アメリカの神様が、何をしたのかは
大体理解した。



でも、そのくらい国際社会は今、ひとつの国だけでは
なくて


いろいろな国が影響しあっている。



そこで、まあ


人間たちが今、苦しみ続けているのも分かる。


「動物としての本能が、順応できないのだろうな」と、理解する。



家族を大切にしたいと思っても



子供たちは、乱れていく社会の中に曝される。


娘たちを愛らしいまま育てたいと思っても



その彼女たちを蝕むのは


大人たちの欲望だし

その欲望は、環境に順応できない人間の本能なのだ。


そもそも、人間に進化した時

どうして、発情期が無くなったのだろう?




その後、都市社会で

その発情期さえ抑止できれば、攻撃や
争いはかなり減るはずなのに。

などと、出雲神は思ったりもした。