713 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

713 魔法使いルーフィ

湘南海岸を130km/hで走る、サンライズエクスプレス。

ほとんどの乗客はもう、眠りについた頃。
でも、神様たちはこの、日本の未来について
シミュレーションをしていた。


元々、めぐの国の国鉄と郵便を
アメリカを初めとした、資本家たちが
民営化をきっかけに、食い物にしようとしていたのを

阻止するために始まった考え。



それが、ひょんなことから

日本経済の破綻回避(笑)に至ってしまった。




めぐの国の神様には関係ない話(笑)。





「まず、原子力の平和利用なんて言って、実は
アメリカの原爆の原料作りをさせていた。
けれど、結局ソビエトが崩壊したので
無意味になってしまった。
だから、1960年代に戻って原子力発電所を日本に作るのを止めさせればいい。

その為に、侵略的なアメリカの指導者たちの
攻撃性を抑止すればいい」と、ドイツの神様は
そう言った。



「そうすると、フランスの原子力企業もできない訳ね」と、フランスの女神。


いろんなところに影響がある。



(笑)。


でも、それも根源かもしれない。



アメリカが、世界を市場にして
資本家たちの欲望を満たそうとした、とも言えるのだから。