700 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

700 魔法使いルーフィ

「なるほど、愛って気持ち、つまり
神経内分泌の問題だから、そこに
化学物質を満たせておけば、とりあえず
対処療法にはなる。そういう考えもあるね」と
アメリカの神様は、いかにもそれらしく合点した。


めぐの国の神様が、自分の国でやった事だから。



「神経内科的な話だね。」と、ドイツの神様。


「なぜ愛が得られないの、って話は別にして
とりあえず侵略は防ぐって事ね。」と、フランスの女神も、なんとなく理解。




「わしらには解らんがね。攻撃して楽しいと言う心境は、多分病的なんだろう。そんな事より楽しい事があるって分かればやらないと仮定して。そして、うちの国ではうまくいった。」
と、めぐの国の神様は言う。





サンライズエクスプレスは、少しスピードを落とす。


面白い事に、動力であったモーターを
発電所として使う事で、運動エネルギーをお
電力にするのだ。


フィールドコイルに与える電流を、PWMインバータでゆっくり増やしていくと、カゴ電機子に生まれる電流。


それの負荷がブレーキになる。

R=E/Iである。




列車は、横浜駅に到着する。