698 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

698 魔法使いルーフィ

「車掌さんは、これから寝るのかしら」と、フランスの女神。



「ずっと起きてるさ」と、アメリカの神様。


「大変ね。」と、女神。




「名誉な事じゃろ。最後の寝台列車に乗務できるのは」と、めぐの国の神様。



「疲れるわね」と、フランスの神様は、思考を理解できない。



「ま、男ってのはいつだって守るもんさ。鉄道職員は、安全の為に働くのが好きなのさ」と、ドイツの神様。




生き物だから、当然動く。
エネルギーを得る為に、自分の領域を確保する。


転じ、安全を守るし、職業として列車安全を保つのも男らしい仕事である。


使命感のある人々が、おそらく鉄道で働く。



「ま、そういう心で戦争なんかに行くんだろうけど、国を守るため、とか言って。今は戦争が無いから内乱が多いし、侵略とかも」と、言ってアメリカの神様は、日本の現状を思う。




経済で侵略したり、領土、島国だから周辺の国境で争ったり。


日本も、尖閣などでも争いがあった。


「醜いことさ。真の日本人は見向きもせず
黙々と生きていた。その証拠に、国政選挙の投票率が3割くらいだった。7割の日本人は、争いに興味がなかった、ってことさ。エスカレーターで道を空けるようにね。スマートに逃げてしまう。」


the fugitive。