676 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

676 魔法使いルーフィ

「愛が必要なのね」と、フランスの女神。


「文学的に言うと、そうだね。もうちょっと
具体的に言うと、異性との関わり、って言うか。
ほら、お母さんだって異性でしょ?
そのお母さんに郷愁を抱けない人達が
淋しいから暴れるんだって、フロイトさんなんかは言うね」と、ドイツの神様は理論的(笑)。


「まあ、男はしょーもないものな」と、アメリカの神様。


一同笑う。そういえば、女の子とお母さんは同性だから
元々、お母さんの愛には幻想をもてないし
女の子は、ふつう、放っておいても異性が接触してくるから
淋しくなりようがない。


それで、お局さまになると
どうしようもなくなる(笑)。

のも、いかにもそれらしい仮説だ(笑)。