667 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

667 魔法使いルーフィ

日本食堂は、かつて日本の鉄道の食を
担当していた会社で
いまは、洋風の名前になっているけれども
日本人の郷愁に答えて、以前の食堂車メニューを
再現、それで繁盛しているレストラン。

神様たちも、なんとなく評判を聞き付けて

サンライズエクスプレスの出発まで、日本食堂を訪れようと

思った、そんな訳である。(笑)。




銘々に、洋食を頼むのだけれども。
ドイツの神様はそれを見て「日本なのに洋食、を取り入れて。でもそれは、西洋料理とは違う日本人の好みに合わせた文化になっているね」

と、ビーフシチューとか、ハッシュドビーフ、ハンバーグなどの料理を見、味わって見てそう感想。




「まあ、輸入文化の国だからかな」と、アメリカの神様は、自国と似ている国の
文化適応の見事さを讃える。



「こういう感じで、頑固さがなくっても、柳に風と受け流す風土なのね」と、フランスの女神。


フランスなら、自国ふう、にこだわる部分が多いのだろうか?(笑)



まあ、良し悪しで
良い面は、料理でもなんでも
日本ふう、に作り変える器用さがある。



反対に、対立するのは苦手だったりもする(笑)

それで、悪い人々に付け込まれ易いのだけど。