633 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

633 魔法使いルーフィ

エアポートカウンターで、ふと
神様は、見回すと
アメリカの神様が、にこにこして手を振っていた。
「なんだ、飛行機で来たのか」と

微笑みあう。


「どうやってパスポート偽造した?」
「お前こそ」



ふたりは旧友らしい(笑)


警官がそれを聞き、訝しげに見るが(笑)


そこは神様である。

抜かりはない(笑)。







「ところでな」アメリカの神様に、神様は伝える。



コンピュータ端末を手放せないジャパニーズの事。





「アメリカンはそうでもない」と、アメリカの神様はのどかだ。




それはそうかもしれない。


ジャパニーズの方が、なんだか貧相である。



よく見ると、楽しんでる人々もいる。


でも、情報を受け取ると言うよりは
新しい情報の刺激に浸ってるだけのようだ。





「昔と変わらんよ。噂話が好きな連中が
機械を使ってるだけだ」と、アメリカの神様はSNSをそう言ってるのかもしれない。



でも、それは産業がそれを作って儲けたのじゃないだろうか?


神様はそんなふうにも思う。





そのせいで、いつでも集団行させられているような



そんな気分にさせられていて
ジャパニーズは、昔と違って
疲れているみたいに見える。


昔って、65年前の事だが(笑)


出雲大社に集まった、人間の時間で言うと65年だ。