607 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

607 魔法使いルーフィ

「もう11時か」naomiは、お風呂から出て

国鉄マークのタオル、昨日
寝台で貰ったそれで、肩を拭いながら。


均整の取れたスタイルは、美しく
ミロの彫刻のようで

妙に扇情的な感じはしない。



美と言うのは、そういうものかもしれない。






「今晩、どことまるのー?」なんて


れーみぃは、アジアンらしく
よく弾む声で。



なんだか、可愛らしいイラストの
大きめバスタオルを使っている。



色白で、naomiよりは小柄だけど


平均的な女の子らしい感じ。



それだけに、愛らしく
頼られたら、守ってあげられそう、そんな感じ。





「乗務員宿泊所に泊まれば?おじいちゃんの家に来てもいいけど、こんな時間だし。おばあちゃん寝ちゃってるから」リサは



国鉄職員っぽい。。(笑)



慣れてるんだろう。




「入れてくれるの?」めぐ。




うん、いつでも入れるの。24時間営業だし。



急に、列車が止まった時とかに備えて、って


リサはさすがにおじいちゃんの子。