581 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

581 魔法使いルーフィ

それでも、何か手伝いたくって
めぐたちは、食堂車のテーブルセットをしたり。

キッチンの、お芋の皮を片付けたり。


気がつくと、昨日の夜一緒だった料理人さん。


それと、今夜乗務する料理人さん。


一緒に、お仕事。




「そっか。あたしと一緒。」めぐは、思う。



列車が、定刻で走るために
みんなで、頑張ってるんだね。




それは、誰の為でもなくて
みんなのため。



みんなが乗る列車だもの。



そういう気持ちなら、がんばっても
気持ちいい。




でも、お金儲けの為だとか

急かされて、訳もなく仕事させられるなら
気持ちよくない(笑)。




そんなものだと思う。







列車は、30分前に駅に入るので

そろそろ出発。




20時30分。