578 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

578 魔法使いルーフィ

そもそも、お金そのものが
そういえば、3次元のリアリティないものだから


それで、欲望を掻き立ててしまう。


便宜上、国が「あなたから、お金を借りています」と言う借金の証書のようなもので


実態は、ただの紙切れだったり、金属片だったりする。




本来は、この夜のめぐたちと国鉄のように


汽車賃の代わりに、労働をする。



そんなように、3次元のリアリティがある
関係なので


欲望も限定的だ。



でも、その尊い労働を
お金に置き換えて

いつでも、それが使えたり


贅沢ができる、なんて事になるから



欲望が、際限なくなってしまう。




それもまた、経済、なんて
おかしな、生物から見ると



へんてこりんなものに囚われた人間の
行動である。