540 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

540 魔法使いルーフィ

駅長さんが、懲罰を掛けてまで
積み込んだお料理。



おいしそうで、あつあつで。



食堂車の中いっぱい、おいしそう。


お腹を空かせたみんなの、嬉しそうな顔を
めぐは、カウンター越しに眺めながら

なんとなく、嬉しい気持ちになったり。





「食べてる人って、なんとなくいいなぁ
、幸せそうで」と


つぶやくでもなく、そう言うと



「あたしたちも食べたいね」なんて
れーみぃは言ったりするから

めぐも、お腹空いてきた。



でも食堂車に並んでる人たちが、
とりあえずお腹を満たすまで
ウェイトレスとしては、ちょっと頑張らないと。





列車全部の乗客、と行っても

オフシーズンだから、そんなに行列ができるほどでもない。





とはいえ。



暖かいスープと、パンとヌードル。


パスタ、ジャガ芋バター。




素朴なお料理が、やっぱり嬉しい。





めぐも、食べたくなって


キッチンに引っ込んで、ちょっとだけ
つまみ食い(笑)。


「あ、だめだよー」なんて
れーみぃは言うけど、自分も


おいもをつまんでいた(笑)。



お腹には勝てないね、なんて
笑いながら。