CVTが低燃費ってホント?
低燃費仕様にすれば、確かに流体式ATよりは良くなる筈で
CVT黎明期は、そのような理想を持って開発されたCVTもありました。
しかし。
「エンジン回転が先にあがってしまうのに違和感がある」と批評され、それに盲遂する人が多い為か
小排気量、トルク薄エンジンとCVTのセッティングは、結局トルコンATに似たものになりがちで
(つまりは、CVTの大きなメリットである「トルク一定駆動」ができない=燃費悪)
それで、普通のATよりすこしマシ、くらいの燃費にしかならないようです。
こうなると、油圧回路の駆動ロスや、プーリーの摩擦ロスなんかで
あまり効率の良い変速機にはならないようですね。CVT。
マニュアルモード7段、なんて言うCVTなら、割と解決法は簡単で
ドライビングでカバーできます。
そう、MTのように駆動トルクを維持しながら、低回転を保って運転するのです。
それでも変速比が5程度だと、MTには勝てない筈です。