燃費計の誤差はなぜ起こる | たまふの書物語まりふ

燃費計の誤差はなぜ起こる

ひとつは、プログラムの形態。

インジェクターの開弁時間×オープン時流量、として「あるサイクルの」ガソリン使用量が出ます。

それで、「ある単位時間の」走行距離÷ガソリン使用量で、一応の燃費は出ます。


でも、計算をしている間は新しいデータを読み取る事はできないので

その間のデータは欠落、つまり誤差になります。

フロープログラムなら、サンプリングしたものをメモリに貯めて、それを計算すればいいのですが

それでもメモリにデータを読み書きしている間はNGです。


ラダープログラムでも同様に、データを取りこんだ後の一瞬は空白時刻(リフレシュタイム)があります。


ミリセカンドオーダーの動作のインジェクタ、この差が積み重なると大きくなったりします。




シーケンスプログラムで、車載ECUユニットと同期させて情報の読み書きをすればいいのですが

そこまでしたとしても、燃料の流量を正確に把握している訳ではないので誤差はでます。



それで、より単純な満タン式か、流量計式が人気になるのですが....