AE91 カム・オイルシール交換
この頃の車は大変整備性が良く、それ故東南アジア等で人気があるそうです。
このAE91もそうで、カムシャフト周りの整備なら
カムカバーを外して、3分割になっているタイベルカバーの1番上だけを取ればOK。
まあ、整備の勘所を解っているひとにしかできないでしょうけれど....
ツボを押さえて居れば、手抜きが出来ます(笑)
僕は、そうしてオイルシールを打ち替えました。
古いシールを抜くにも、サービスマニュアルにある通りに
リップを切り、細いドライバーで抜けば楽に取れます。
打ちこみも、横置きエンジンなのでさして苦労はなく。
(4A-Gよりもエンジンが短いのは、FF専用設計だからでしょうか?おかげで楽です。)
カム・プーリが1個しかないのも気楽な要因。
タイミングベルトカバーを3分割する理由は、おそらく整備性にあるのだと思います。
サービスマニュアルには、ベルト類を全部外してからシールを交換するように書かれてます。
もちろんそれが好ましいのです。しかし、危急の際はこうした設計は有りがたいものです。
まあ、ベルト外すのも大した手間ではないですけれど....このAE91型の場合、
クーラーベルトのテンショナーと、水ポンプ・プーリーを外せばいいので
楽です。そして、整備スペースが広いのです。