【Superb view spots and Natural power spots in Japan】
#38「大麻比古神社 阿波一之宮(おおあさひこじんじゃ あわいちのみや)」
徳島県 鳴門市 日本
大麻比古神社は阿波国の一の宮。「一の宮」とは、国の中で最も由緒の貴い中心的な神社で、古代では、国司が国内の神社を順拝する序列の中で最上位の名称であるといわれます。

大麻比古神社の御祭神は、大麻比古大神と猿田彦大神という二柱の神様が祀られていることが特徴のパワースポットです。まず大麻比古大神というのは、天照大御神の岩戸隠れしてしまったときに、知恵を張り巡らしたと言われている天太玉命(あめのふとたまのみこと)の別名となっており、殖産の神と言われています。
対して猿田彦大神は大麻山に住んでいたとされている天狗の姿をした神様です。現地に関わりのある神様として一緒に祀られることになりました。道開きの神様としても有名で、交通安全などのご利益があります。

徳島において大麻比古神社で祀られている大麻比古大神と猿田彦大神といった二柱の神様は総称して「大麻はん」という通称があります。先に触れた交通安全などもはじめとした様々なご利益があることから、大麻比古神社は今も多くの人々から信仰されているパワースポットのひとつです。
そんな大麻比古神社の象徴ともなっているのがご神木。高さ22メートル、幹回りは8.3メートルにもなる樹齢1000年以上の楠は、鳴門市の天然記念物にも指定されている大木です。大きく広がった枝と葉はまるで参拝に来た人たちを包み込むような存在感を醸し出しています。

神秘的な姿を見せているのが、心願の鏡池。第一次世界大戦時、大麻比古神社の近くにあった坂東俘虜(ふりょ)収容所に収容されていたドイツ兵が掘った池です。俘虜とは捕虜と同意語ですが、坂東俘虜収容所では捕虜に対して誠実な対応をしていたことから、友好的な関係が築けていました。
その関係が形となったのが心願の鏡池。池に掛かる石造りの眼鏡橋も同様にドイツ兵が友好の証として作ったものです。今でも橋は渡ることができ、また違った池の景色を見ることができます。
眼鏡橋とともにドイツ兵が作った石造りのドイツ橋は徳島県指定史跡の文化財です。現在は安全性の面から渡れませんが、隣にある鉄橋からその全貌を見ることができます。山の近くにあり木や川の流れを目と耳で感じられるドイツ橋を眺めれば、マイナスイオンを吸収しリラックスすることができるでしょう。

<大麻比古神社の基本情報>
所在地:徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
電話:088-689-1212
営業時間:
・3月〜11月 6:00〜17:00
・12月〜2月 6:30〜16:30

アクセス:
・藍住ICから車で15分
・板野ICから車で10分
・鳴門ICから車で20分

HP:http://www.ooasahikojinja.jp/kitou/


オススメ動画
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https://youtu.be/qvMBilkhsRw
●阿波之国一宮 大麻比古神社
https://youtu.be/dTR0s1_ruSc


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