RSウィルス急増RSウィルス例年は秋から冬に流行する。今の時期に急拡大している理由はわかっていない。新型コロナウイルスの感染対策で多くの感染症が減少する中で、なぜ流行しているかも不明だ。広島市感染症週報よりコメント2021年第22週(5月31日~6月6日)■全数把握感染症報告状況(新型コロナウイルス感染症を除く)1 新型コロナウイルス感染症第22週に、241件の新規感染者の報告がありました。4月下旬以降急速に感染が拡大し、その後、5月下旬から減少傾向となっていますが、未だに高い水準です。引き続き、外出の半減、他地域への往来自粛、同居家族以外との食事の自粛など感染防止対策を徹底しましょう。また、喉の痛みなど軽い症状でも医療機関を受診しましょう。2 RSウイルス感染症定点当たり1.83人の報告があり、第19週以降急増しています。生後数カ月までの乳児が初感染した場合は重症化しやすいため、咳等の呼吸器症状がある人との接触を避けるなどの注意が必要です。【参考】RSウイルス感染症Q&A(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html29556899095859324102004006008001000第17週第18週第19週第20週第21週第22週新規感染者数(人)4月26日~5月2日5月3日~9日5月10日~16日5月17日~23日5月24日~30日5月31日~6月6日新型コロナウイルス新規感染者数の推移(第17週~第22週)類型疾患名報告数累計備考 2結核14570歳代3腸管出血性大腸菌感染症1210歳未満・O264レジオネラ症11450歳代5ウイルス性肝炎1340歳代・B型5カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1270歳代5梅毒22620歳代・2人5バンコマイシン耐性腸球菌感染症1680歳代3 咽頭結膜熱定点当たり0.71人の報告があり、増加しています。咽頭結膜熱はアデノウイルスによる感染症で、いわゆる「夏かぜ」の一種です。5~7日の潜伏期間の後、発熱、喉の痛み、結膜炎などの症状が出現します。手洗いの励行、タオルの共用は避けるなど、感染予防を心がけましょう。