5日午後4時50分ごろ、山口県美祢市東厚保町の中国自動車道下り線で、男性5人乗りのワンボックスカーが中央分離帯に衝突し、東京都渋谷区千駄ケ谷2丁目の斎藤恭央さん(37)と、埼玉県所沢市御幸町の砂守孝多郎さん(55)が車外に出た後、後続の車にはねられ死亡した。
斎藤さんは 「桜塚やっくん」の芸名で活躍するお笑いタレント。
ほかに男性2人が軽いけがをした。
県警によると、斎藤さんらは熊本県内であるコンサートに出演するため移動中だったという。2人は後続の乗用車など2台にはねられ、斎藤さんは心臓破裂、砂守さんは外傷性ショックで亡くなった。
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先ごろ伊勢湾岸道で親子の乗った乗用車が走行車線上でストップし、運転を変ろうと(妻が運転していたらしい)車外に出たところで後続のトレーラーに追突され夫と子供を亡くした事故があったばかり。
似たようなケースと考えていいだろう。
時間帯からして通勤や行楽で通行量は多かったはず。
片側2車線の場合、通行分離帯はガードレールで仕切られているが、経験上
ココにぶつかった場合横転or横向きになるのは稀。
なぜなら一度は段差に乗り上がるからだ。 だからほとんどの場合車両は前向きに止まる。 ではなぜ(伊勢湾岸の件も含め)車外に出たのか?
パニックになって慌てた確立が非常に高い。
憶測ではあるが事故当時の状況はこうだったのではないだろうか?
事故によって車両右側のドアはガードレールが邪魔で開かない。
(乗っていたといわれるワゴン車↓運転席から出られたはずなのに・・・)
車外に出るには左ドアからしか出られない。
(なんとかしようと焦ったのか)
時期的に陽は落ちて視界・視認が悪く、さらに右カーブでは後続の車からは開いたドアは死角になって見えにくい。
警告のために発炎筒を持って左側ドアがら車外に出たところへ後続車が・・・・
とにかく高速道路上で事故を起こしたらは安易に外に出るな!
このケースで言えば
・まずは深呼吸して気持ちを落ち着かせ状況を把握する。
・ガードレールでドアが開かない場合はガラスをブチ壊せ!
(この場合なら右ドアのガラス。フロントガラスが破れるなら前からでもいい)
・追突されても車両が有る程度守ってくれる
・安全な場所から発炎筒を投擲(とうてき)する。
※ガードレール内側からとか
自分の職業上、高速道路が職場のようなもの。
走っていると危険な運転をする奴をよくみかける。
最近では逆走してくるワゴンに出くわしたし、同じように追い越し車線に停車していた奴もいた。 高速道路を舐めてる人間のなんと多いことか。
慣れてないなら長距離&長時間の運転は避けるべきだ。
それでも選択肢が無いなら、走行車線を流れに沿って走行したほうがいい。
順位を競うレースじゃないんだし、到着時刻はさほど変らない。
なにより死んだらおしまいだ。
いずれにせよなくなられた桜沢さん(本名・斎藤氏)と砂守氏のご冥福をお祈りいたします
追記