中国艦が 海自護衛艦に射撃レーダー照射

先月30日に東シナ海で中国海軍の艦船が海上自衛隊護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射する事案があったと発表した。小野寺五典防衛相が防衛省で緊急記者会見し明らかにした。沖縄県・尖閣諸島周辺の海域とみられ、日本政府は中国側に5日午後、厳重抗議した。尖閣国有化以来対立が続く日中間の緊張が一層高まるのは避けられない。 http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2013/02/06china/


【毎日新聞】レーダー照射の原因は中国側が友好ムードを演出しているのに、安倍首相が態度を軟化させないから

【北京・工藤哲】中国海軍のフリゲート艦が東シナ海で海上自衛隊の護衛艦にレーダー照射した背景には、日本の安倍晋三政権に対する中国側の強いいらだちがある可能性が高い。日中間では首相経験者らが活発に往来し、中国側が友好ムードを演出しているにもかかわらず、対中強硬姿勢を取り続ける安倍首相に態度軟化への変化が感じられないためだ。
http://alfalfalfa.com/archives/6283221.html


中国外務省“レーダー照射は報道で知った”

中国海軍のフリゲート艦が先月、東シナ海で海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射したことについて、中国外務省の報道官は「報道によって初めて知った」と述べ、外務省としては、事実関係について直接、知らなかったという立場を示しました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130206/k10015337861000.html



「レーダー照射、米軍なら反撃」メア元日本部長

元米国務省日本部長のケビン・メア氏は6日、国会内で講演し、中国海軍の艦艇による海上自衛隊艦艇への火器管制レーダー照射について、「米軍であれば、(自らへの)攻撃と判断して反撃する」と述べた。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130206-OYT1T01064.htm?from=ylist


(`・ω・´)b この件について様々な意見が飛び交っています。

「軍の暴走だ」「中共と軍の統制が取れていない」「習近平の指導力不足」

僕はまったく逆の意見です。

というのも習の奥さんが人民解放軍の少将だということを忘れていませんか?

さらに中国軍は現在若返りの真っ最中で、彼らは軍幹部の2世が多いんです。

そして彼らは習の境遇(文革第2世代)が自分達(同じく文革第2世代)に似ていることから親近感を持っているといわれています。また習自身も軍を動かし自分の影響力を示したかったはずです。


 たしかに軍内部でも派閥がありますので主導権争いがあるのは事実なんですが、レーダー照射という攻撃の前段階行動をとったリスクは大きい。

これはどちらかと言えば米軍へのけん制と、安倍政権の対応のテストという意味合いがあるでしょうね。というのも先ごろ米国へサイバー攻撃をしかけ 名指しで批判されていましたから。


ぶっちゃけ去年の反日デモと背景は一緒なんですが、中国国内の問題や外交的なものも含めて 事態は拡大し長引くかもしれません。