先日「チャンネル桜」で経済評論家の渡邊哲也氏がマスコミの姿勢に疑問を呈し、今後について説明されてました。

多くのかたがブログで紹介されていたんですが、ピンと来なかったので探ってみました。 渡邊氏と僕のやり取りも合わせて御覧下さい

これまでの流れは


キャノンのブログ   様

マスコミの監視は国民の仕事ISO26000でマスコミのミスリードに終止符を打つ。http://ameblo.jp/mustang66094/entry-11433684949.html

を読んでみてください


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★コーポレートガバナンスの項でググってみましたが、(先生が動画の中で説明していた)「(違法行為を行なっている企業とは)契約できず」のような記述は見つかりません。


渡邉哲也@daitojimari

企業統治に関しては、各企業が組織図を公開しています。


渡邉哲也@daitojimari

コープレートガバナンス (企業統治) これは国際ルールの中で、上場企業は企業統治体制の組織図を公開しているわけです。

ISO26000に関しては、ガイドラインですので、守るべきこと という扱い 。守らない企業と取引すべきでないと規定されている


渡邉哲也@daitojimari

もともと、法人というのは国家に与えれている擬似人格であり、擬似人格を得るためには社会的な責任を果たす義務があるわけです。

これを企業倫理と言いますが、これまで具体的に規定されていなかったわけです。

それを規格化したのがISO26000


渡邉哲也@daitojimari

ISO 26000に関しては、当然守るべきことであり、守らないは企業としての価値がないという絶対的な価値観規定なのです。

で、その中に守れない企業に利益供与できないという規定があるのです。罰則はありませんが、社会的批判の対象となり、株主に対する責任もある


★条項ではなく企業統治組織図を見なければならないということですね


渡邉哲也@daitojimari

企業統治構造として、違法案件はコンプライアンス委員会などで、別扱いする。これを役員は株主やステークホルダーと約束しているわけです。

何かあれば株主代表訴訟にさらされる


渡邉哲也@daitojimari

お客様センターなどに情報が寄せられた場合、ご意見違法性の指摘 では別の扱いをしなくてはいけない。

そして、上場企業はこれを公開し、約束しているわけです。

これが出来ないと、企業としての存在に否定的な見解が付けられる。

結果、株価などに負の影響を与える


渡邉哲也@daitojimari

具体的な例でいえば、サムスンが児童を雇用していた → オランダの年金基金は企業倫理に反するとして、投資対象から外す可能性があると表明した。このように投資対象になり得ない企業というレッテルがつくわけです。結果、株価に負の影響が出る。


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※コンプライアンス委員会とは?

企業倫理や法令遵守(じゅんしゅ)意識をもたせ、普及・浸透させると共に未然に違反を防ぐ目的のための委員会。 各企業に存在する。


※ステークホルダーとは?

その組織と利害関係をもつ個人、グループのこと。

企業でいえば、顧客や取引先、株主、従業員や労働組合などはもちろん、企業が事務所・工場などをおいている地域の地域住民まで含まれる。


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フ○TVを例に挙げて、もう少し解説しましょう。

(株)スミス・カンパニーという世界的大企業があったとします。

(言ってみたかっただけw)

世界的大企業ですから 当然 国際標準規格ISOを取得しています。

ISO26000であれば、組織の社会的責任に関してのガイドライン規格というものです。


その中にCRS調達基準というのがあります。

CSRとはCorporate Social Responsibilityの略で”企業の社会的責任”という意味です(ダブっているんで分かりづらいですね)

これにはいくつもの規約があります。具体的にあげれば



”法令遵守と倫理に基づいた企業活動

お取引先様には、事業活動にかかわる関係法令およびその精神を遵守し、社会的倫理や良識に従った企業活動を行うようお願いします。”


です。 しかし!フ○TVなどのように 韓流ゴリ押しや、捏造といった番組作りをして視聴者に不快な思いをさせたり、スポンサーである(株)スミス・カンパニーに損をさせる行為は「社会的倫理に反する!」なわけです。

これは同時に(株)スミス・カンパニーの評判を貶めることにつながります。いわば取引企業の連帯責任ですな。


 いままでなら、フ○TVは「観なきゃいいじゃんwww」とシラを切れたんですが、これからはスポンサーや視聴者の圧力で第三者委員会によって調査が入れられる&株主やスポンサーにきちんと説明しなければならなくなったわけです。

先ほど述べたCRS調達基準っていうのは企業によって様々なんですが

実在する国際的な機械メーカーではこんな基準を設けてます。


”反社会的勢力との絶縁

市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力や団体に対しては、毅然とした態度で臨み、警察などの機関と連携して絶縁を徹底する。反社会的勢
力からの不当な要求には絶対に応じない。”

※反社会的勢力の例:暴力団、暴力団関係企業、総会屋など


まぁ、どこの民族団体とか宗教団体とは言いませんがねw

とはいっても、オリンパスのように粉飾決済がバレて社長がクビになってもピンピンしてる企業もありますから要注意です。


追記


第二章 放送番組の編集等に関する通則



第三条  放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。



第四条  放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
 公安及び善良な風俗を害しないこと。
 政治的に公平であること。
 報道は事実をまげないですること。
 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。    ※ 違法であっても罰則は無い

(`・ω・´)早い話、いままでは
「法律なんて犯してないよw (罰則ないじゃんw 関係ねーw)」
で逃げてたけど、そうは行かなくなったってことです