嘉田氏「22年に原発ゼロ」 衆院選100人規模擁立へ

2012年11月28日 13時15分


 原発を計画的に減らしゼロにする“卒原発”を掲げる新党「日本未来の党」を発表した滋賀県の嘉田由紀子知事(62)は28日午前、県庁で記者団に「ドイツ並みに卒原発プログラムを作り、10年後の原発ゼロを目指す」と話し、2022年に原発ゼロを実現したい考えを表明した。衆院選の立候補予定者は「既に70人以上集まっている」と述べ、最終的に100人程度の擁立を目指す方針という。

 28日午後にも政党化し自身が党首に就く。党本部は東京に設置し、

大津市に支所を置く。新党には「国民の生活が第一」と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」などが合流を決定。元自治体の首長やその他の候補者からも参加を希望する動きがある。

 嘉田知事は28日朝、報道陣に「みんなの党の渡辺喜美代表も政策協定の締結に興味を示しており、協議中」と明らかにした。生活の小沢一郎代表との合流には「イメージの問題がある。プラスとマイナス両方ある」とも述べた。

 27日の記者会見で「この指止まれ方式で賛同者を集める」と述べた嘉田知事。「1日でこんなに集まるとは思わなかった。どんどん手が挙がっている。やはり(結党を)待たれていたということか」と驚きを隠さなかった。

 持論の「卒原発」の目標期限を2022年と定めたことについて、「政権を取ったらやれる。地方自治体ではやれない」と強調した。

(中日新聞)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012112890120414.html



反から脱、脱から卒____

( ̄∩ ̄# 原発なくすより いじめをなくせよ、マジで(怒)


 彼らの言う「2022年までに原発廃止」というのはドイツの政策を丸写ししたもので、具体案も根拠もまるでない。これは「日本未来の党」には自ら考える能力が無いことを証明している。


 そのドイツだが、なぜ反原発を加速させたのか?ひとつは3・11の原発事故が何千人もの死者を出したと独メディアが伝え恐怖を煽ったこと。

そしてもうひとつがドイツ国内の40~50代が若者時代の80年代を反原発デモの盛り上がりを経験したこと。 その80年代の反原発運動から生まれてきたのがドイツで生まれた最大の政党「みどりの党」だ。

「みどりの党」に支持層を奪われた左派の社会民主党は支持回復のために反原発の主張を強めた。独メルケル首相率いる保守系のキリスト教民主同盟でさえ原発支持の声を弱めている。


 しかしいま、その反原発政策がドイツを苦しめている。一部の原発が稼動停止したことで電気料金が高騰、消費者は激しく反発している。

産業界は料金高騰を嫌い、工場を国外に移転させる計画もある。

 電気料金高騰の理由はまだある。コストが高く効率の悪い太陽光発電だ。

ドイツにも日本のような再生エネルギー買取制度があるが、電力会社はそこで発電された電気を、相場より高く買い取らねばならない。

しかし企業である以上、損失は出せない。 損失分は自然と消費者へ跳ね返る。特に低所得層への影響は大きく、ドイツの消費者団体の調べでは既に80万世帯が電気料金を滞納しているという。

 

いままで原発廃止の影響は化石燃料輸入のコスト増だけと思われてきたが、非常に多角的な面から見なければならないと感じた。ドイツの場合___


・隣国からの電力輸入(発電所建設の資金援助も)

・再生可能エネルギーの発電設備建設&メンテナンス

・送電線の新規増設

・土地の買収

・バックアップ用の発電所の稼動および停止(ドイツでは工場の生産をストップさせて発電にまわしたことがある)


現段階で分かっているだけでこれだけある。





どんな物事にも賛成や反対、肯定と否定はある。

だから原発に反対する人間がいても、なんらおかしくない。

だが僕がこんな連中を嫌うのは、”プロセス(過程)”について何の説明も解説もないからだ。 脱原発っていうなら”最初の一歩”ってーのがあるだろ?

それがまるでない。 とにかく「イヤだイヤだ!」「アイツの言ってることはおかしい」の批難に終始する。

日本未来の党? 反原発を願う人たちの票が欲しいだけだろ?

あんた方がいなくなってくれた方がよっぽど日本のためだっつーのw