今日の記事は僕が遭遇した出来事で長文です。
長文ツマンネって人はスルーで。
木曜日の夕方のこと。
会社(営業所)の洋式トイレで用を足しながら自殺した松下大臣の新聞記事をチェックしてたのさ。(食事中の方ごめんね)
そしたら突然
「わかってんのかぁぁぁ----!!!」
と女性の大きな怒鳴り声。隣家からだった。
営業所のトイレと隣家は2~3mくらいしか離れてなくて、
換気のために窓を開けると音はけっこう聞こえてくる。
隣家は子供にピアノを教えているようで、時折 子供の泣き声とピアノの音、
そして母親らしき女性の怒鳴り声が以前から聞こえていたんだ。
いつもそんな調子だったから営業所の連中も、スミスも
「あぁ、まただよ.....」 「スパルタだなー」 程度の認識しかなかった。
しかし、その日は様子が違った。
「バシッ!」というカラダ(頭?)を叩く音、「ドン!ドン!」と床を踏み鳴らすような、壁に叩きつけるような音、そして
「ゴミがぁぁー!!」
「このザコがぁぁー!!」 の罵声。
(おいおい、いくらなんでも自分の子供にザコやゴミ呼ばわりはアカンやろ?)
もはや耳を済ませなくても、充分聞き取れるくらいの音量だった。
会話?の内容を簡単に説明すると
子供は小学校の高学年くらいらしい。「連絡帳」の単語が出てきたことから
家庭の事情を連絡帳に書き込み、それを母親に責められている様子だ。
「よくもこんな稚拙な文章が書けるなぁぁー!!」
(子供なんだから稚拙なのは当たり前だろ?)
「読んでみろ!! 読めっつてんだろうがぁ!!」
(チンピラかよ)
子供はそうとう怯えているらしく泣き声さえ発しない。
そのうち、か細い声で読み始めた(ここは聞き取れなかった)
トイレには10~15分ほど入っていたのだが最後まで罵声と叱咤は続いた。
凄く気分が悪かった。カチ込み入れてやろうかと思ったくらいだ。
それでこのことを帰宅後にTwitterでつぶやいたんだ
「これは虐待じゃないのか?証拠のため録音したほうがいいのか?」
3、4人が反応を示してくれて「これは明らかな虐待」と後押ししてくれた。
「手遅れになる前に早めに手を打ったほうがいい」
「これなら録音は許されるだろう」
中には児童虐待のガイドラインを教えてくれる人もいた。
翌日、市の相談窓口にTEL。 担当者に自分の名前、営業所の所在地、
自分が聞いた内容をすべて説明した。
スミス「殴ったり叩いたりの暴力は明らかに虐待と判りますが、
怒鳴ったり強要したりすることは虐待ではないのですか?」
担当者「広い定義でいえば子供が苦痛と感じることを強要すれば虐待といえます」
だそうだ。 そのためしっかりした調査が必要となる。
市の職員が立ち入り調査や聞き取り調査を行い
虐待が認められれば、上位組織の県児童保護センターが動くしくみらしい。
※ 通報者は匿名扱いなので安心して欲しいとのこと。
自分ができるのはココまでだった。 だが心は重い。
帰宅してアドバイスをしてくれたTwitterの仲間に報告。
そのなかの一人、彼をA氏と呼んでおく。
A氏は医療関係に従事している人で、彼が卒業した医科大学が僕の近所にあり、また、虐待児童の保護施設で検診もされているとのこと。
不思議なご縁だ(笑
彼の話をまとめてみると
・音声録音は逆に訴えられるケースがある
・児童虐待に対しての取り組みは自治体によってかなり差がある
・東京などは警察と連携して親が不在のを狙って、結構アグレッシブに保護している
・そのため施設が訴訟を抱えることも珍しくない
・保護した児童は所在を隠匿されるため、誘拐だ!と騒ぐ親もいる
・保護した子供に戸籍が無い場合もある
・子供手当てのような助成金が出る時にだけ「子供を返せ」騒動を起こす。
・児童に虐待の痕跡を残さないようにしている、本当に酷い。
A氏の話は事実だろう。
しかし唖然としたよ、ここまで児童虐待が酷いものだったとは。
しかも戸籍が無いだって?(日本人夫婦ではないかもな)
とにかく僕にできることはやった。
しかし、心は重いままだ。
教育って何だろうな。
僕の子供の頃は悪さをすればすぐに拳が飛んできた。
だがそこまでだったし、成績が多少悪くても正座でお説教程度だった。
ところが現代は真逆で、悪さをしても何も言わず 成績が悪いと叩くだろ?
自分が古い人間っていうのもあるけど、こういう場合近所が集まって
「子供相手に何やっとんじゃー!!!」だったのよ。
でもいまそんなことやったら裁判で負けちまうもんな。
日教組とか大津のいじめとか、子供の教育が問題になってるけど
一番教育が必要なのは、大人じゃないのか?
(人権を振りかざす連中も含めて)