【TPP交渉への参加表明見送りへ】日米首脳会談


野田佳彦首相は環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐり、30日の日米首脳会談で交渉参加を正式表明することを見送る方針を固めた。米国との事前協議が難航していることに加え、民主党内に根強い反対論があるため。複数の政府関係者が18日、明らかにした。

 首相は昨年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で「交渉参加に向けて関係国との協議に入る」と表明。今月29日からの訪米で、交渉参加の表明を目指してきた。

だが、TPP反対派は消費増税法案の反対派と重なる。閣内でも鹿野道彦農林水産相が「まだ言及するところまで来ていない」と時期尚早との考えを示すなど、慎重論がある。参院で閣僚2人に対する問責決議案が可決される見通しであることから、訪米前や訪米時に正式な参加表明すれば、政権基盤が揺らぎかねないと判断した。首相は18日の参院予算委員会でも「外交交渉なので政府の判断はあるが、国民の理解が進んでいない中で何でもかんでも進めることではない」と述べた。

2012年4月19日

http://www.asahi.com/politics/update/0419/TKY201204180874.html


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TPP協議参加表明は「時期尚早」 鹿野農水相が見解

http://www.asahi.com/business/update/0417/TKY201204170147.html?ref=reca


国民の理解が進んでいない中で何でもかんでも進めることではない」と述べた。



(`・ω・´)b ところがっ!!




【訪米でTPPも議論=首相】

 野彦首相は18日午前の衆院予算委員会で、29日からの訪米に関し、「米国はアジア太平洋への関与を強める方向性を出している。環太平洋連携協定(TPP)問題も含めたルールメーキングを日米共同でどうやっていくか、ビジョンを中心に議論したい」と述べた。自民党の伊孝氏への答弁。(2012/04/18-12:08)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012041800427


★米通商代表部、日本のTPP交渉参加に期待感

 【ニューヨーク=小谷野太郎】米通商代表部(USTR)のカトラー代表補は17日、
ニューヨーク市内で講演し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に関し、
「日本の参加は交渉をより有意義で重要なものにする。
アジア太平洋自由貿易地域(FTAAP)の実現に向けた手段にもなる」と述べ、期待感を示した。

 カトラー代表補は、「様々な難題を抱えるのは日本だけでなく、米国や他の交渉国も同じ」と話し、各国が課題の解決に向けて準備を進めるのが重要だとした。

 米政府は、日本の参加の条件について、
〈1〉全品目の関税撤廃を原則とするTPPの「高い基準」で合意が可能か
〈2〉米国の議会や業界に根強い「特定分野の懸念」を解決する準備ができているか
――の2点に関心があるとし、日本と同じ昨年11月に交渉参加の方針を表明した
カナダとメキシコについても、同様の評価を進めているとした。
yomiuri online


http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120418-OYT1T00350.htm


ヾ(。`Д´。)ノ

日本国内向けと米国向けの声明が真逆じゃないか!


TPPに関しては去年の11月頃にも取り上げたが、参加表明出した時期には既に参加国の間で大枠合意されており、あとはルール作りのみだった。

そこへ あのバ菅が「TPP参加するおw」とシャシャリ出て行ったけど、実際は米国内でも日本のTPP参加には否定的な意見が多かった。

俺も、この話は流れると踏んでいたが ここへ来て郵政の問題やF35などの武器輸出三原則撤廃の話も出てきて予断を許さない展開に。

日本側にもメリットはあるとする意見もあるが、全品目関税撤廃・規制撤廃となれば震災復興や原発停止とあいまってデメリットが強くなる。

鳩山も世界をひっかきまわしているらしいし・・・・どうするよ?